書き換える掘り起こす大谷翔平
オリオールズ戦で2本塁打を記録した大谷翔平はチームの今季81試合目で30号に到達した。これは今季開幕時にチームメートでその後ドジャースに移籍したアルバート・プホルスがカージナルスに在籍していた2009年以来、リーグ史上22人目の快挙。ア・リーグでは1999年のホセ・カンセコ(当時デビルレイズ)以来、22年ぶりの“超速30号”となった。また29号を記録した時点でエンゼルスの球宴前までのチーム最多本塁打記録を更新。盗塁数も記録に絡んでおり、ナ・リーグでは1998年のサミー・ソーサ(カブス)と2009年のプホルスの2人が30本塁打と10盗塁(現在12)を81試合目までにクリアしているが、ア・リーグでは大谷が初めてとなった。さらに大谷は今季12試合に投手として先発しているが(3勝1敗)、少なくとも10試合に投手として登板した選手のシーズン最多本塁打は1919年に17試合に登板(9勝5敗)したベーブ・ルース(当時レッドソックス)の29本塁打。メジャーで1世紀以上にわたって存在してきた“大記録”を書き換える1日となった。凄いな!大谷翔平。いくつもの記録を書き換え、100年以上前の記録を掘り起こす。かつてはイチローも昔の記録を掘り起こして書き換えてきた。この調子で、これからも二刀流で昔の記録を掘り起こして書き換え続けていって欲しい