十五夜
今日は十五夜、「中秋の名月」として知られており、お月見をする習慣がある。今年の中秋の名月の日は9月21日で、2013年以来8年ぶりに満月の日付と一致する。満月の瞬間は21日の朝9時ごろなので、宵に昇ってくる名月よりは明け方の月のほうが「より丸い」ことになるが、どちらも肉眼ではほぼ丸く見えるだろうというのが某天文サイトからの受け売り。宵に昇ってくる名月よりは明け方の月のほうが「より丸い」が引っかかった。ヒントは満月の瞬間は21日の朝9時ごろ。21日の月の出は21日の18:08で、20日の月の入は21日の4:14である(さいたま市でのデータ)。なので満月の瞬間に時間的に近いのは20日の月の入ということになる。なので、21日の宵に昇ってくる名月よりは、21日の明け方に沈みゆく月のほうが「より丸い」ということなんだね。「中秋の名月」と「満月の日付」とが一致しない場合がある理由については、別の機会があったら書こうと思うが、興味のある方は、ググって調べて頂ければ明快に分かると思うよ。