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門外漢のねごとたわごとひとりごと

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2020.01.11
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カテゴリ:自然観察関連
3年前に訪れたイタリアのヴェネチアのことです。

昨年の11月だったかに、大きな世界的ニュースとなっていた「水の都として知られる世界遺産ヴェネチアが水没の危機」というのがありました。

近年は度々この光景が起こるので、何年か前に初めてそんなことが起こっているのだということを知った時ほどの驚きはないものの、考えてみるとこれはとんでもない災害ではないかと改めて思うのです。

ヴェネチア市内で最も海抜が低いエリアにある『サン・マルコ広場(毎回この場所の写真が報道される)』などが、最も深刻な被害を受けている。
記事によると、ヴェネチアの潮位監視予報センターによると、最高水位は1メートル87センチに達した。同センターが観測を開始した1923年以降で最も水位が上がったのは1966年で、1メートル94センチだった。今回は観測史上2番目の水位だったらしい。

ヴェネチアはヴェネチア湾の干潟(ヴェネタ潟)に、”膨大な量の杭を打ち付けた土台の上につくられた街” だというのはご存じのところ。つまり簡単に言えば ”海抜0メートルの都市” だということもできるかもしれない。

調べたところ、過去の記録によれば、<<サン・マルコ寺院は1200年の歴史の中で、6度の浸水被害を受けていて、このうち今回を含む4度の浸水は、近年の20年の間に起きたと、サン・マルコの評議会メンバーが述べた>> というコメントがあった。

近年に俄然回数が増えているのは、やはり地球温暖化のせいかと思わざるを得ないのだが、何とかしないといけないのではないか。

もちろん対策研究はされているようだけど・・・。


街全体を浸水被害から防ぐための計画は2003年以降進められているという。けれど、経費の高騰や汚職問題などで度々先延ばしとなっているらしいのだ。

浸水対策計画は、海面上昇や冬場の暴風雨の際に、障壁あるいは水門が海底からせり上がり、街を守るというものだというのだが、技術的なことはわからないが急いだほうが。
時間的猶予はあまりないのではないだろうか。

わたしが旅行でヴェネチアに滞在していた4日間に、こんな浸水被害が出たならきっと生きた心地がしなかったのではないかと。もう訪れることはないと思うのですが・・・今年は大丈夫だろうか?






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Last updated  2020.01.11 03:00:05
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