門外漢のねごとたわごとひとりごと

「これはわたしだけのことかもしれません」という前置きのもと、『AKB48』に始まる近年の女子グループユニットは何組もあるようですが、それらたくさんの若い彼女たちのこと、まったくといっていいほど見分けがつかないしそんな見分けなどできません。

彼女たちがみんな没個性だというつもりはまったくないのですが、個々のイメージが画一化されているというか、そのように演出されているかのようなのです。

そんな中で大御所たる『前田敦子』と『大島優子』、この二人だけはなぜか当時から見分けることが出来ていたのです。

同じ『AKB48』出身の前田敦子さんと大島優子さんは、まったく違う個性を持っていらっしゃる。
どちらがどうというつもりはありませんし、どちらを贔屓にしているかということもありません。

このお二方、どちらもこれまでアイドルを演じて来ながら、その違いが明確に見て取れるのです。
わたしが受け取っているイメージはと言うと、前田敦子さんはほんの少し影のある性格を感じるところが魅力ですけれど、大島優子さんの方は反対に明るさを感じるし、天衣無縫な感じが魅力です。

ついでに調べてみたどうでもいいことだけど、AKB48のシングル曲のセンターを務めた回数は、前田敦子さん11回、大島優子さん３回ということだったみたいです。
つまり前田敦子さんの方がエースだったということでしょうか。

そんな二人だったのですが、俳優としての立ち位置考え方はずいぶん違っているようです。

前田敦子さんの方は、芝居では　”プライド高く”　つねに「主役を演じたい」との姿勢なのに比して、大島優子さんの方は、「芝居ができるなら主役じゃなくていい、むしろ脇役（バイプレーヤー）で良い」と自ら語っていたようなのです。

こんなエピソードからも大島優子さんは、”仕事を切らさないでたくさんの仕事がしたい”　という点に重点を置いているようです。

2019年のNHK朝の連続ドラマ『スカーレット』では、主人公の幼馴染み役を好演し、魅力的な一面を見せてくれたのが印象的だった。

好感度は『大島優子さん』の方が上かな・・・。