カテゴリ:映画関連
もう何十年も前、わたしが学生だった頃、街には『名画座』のような映画館が必ずあって、2本立てないしは3本立ての上映をしていたと思いますが、近年そんな映画館を見かけることはまったくありません。
近年の映画館で映画を観るときには、必ず1本のみの上映になっています。 わたしは金沢で学生時代を過ごしていたのですが、そのときに映画館に行くということは必ずと言っていいほど、その館名は忘れたが『名画座』然とした映画館で、過去の名画作品を2本ないし3本立てで観てきたのです。 ただしその映画館で実際に3本すべてを観たことはさすがに毎回というわけにはゆかず、たいていは2本観終わったところで出てきたことが殆どです。3本とも見てしまうと4時間半とか5時間ほどもその映画館の席に座っていることになるので、さすがにその辛抱はよほどでないとできなかったし、それほど暇でもなかった。 今思えばその映画館で、昔の名作と言われていた作品をかなりたくさん観たと思う。 もちろんそれら名作作品は、新作封切りリアルタイムで観ることが無かった作品ばかりです。 わたしの古い映画の知識はその『名画座』の2本立てで培われたものかもしれません。 今それらの昔の名画がテレビで流れたりすると、その『名画座』で観たことを思い出したりすることもあるのです。 2本立て3本立ての映画館が無くなったのはいつ頃のことだったのでしょうか? そしてなぜ無くなってしまったのでしょうね? ちょっと懐かしく思いだして・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.05.29 15:10:43
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