カテゴリ:絵画関連
天気は良くなかったけれど、どうせ行くなら初日(6月6日)にと思って、大阪の友人が久しぶりにグループ展で5点作品を出品しているので、梅田界隈の画廊までそれを観に行った。 その翌日には京都国立近代美術館で開催中の『鏑木清方展』を観に出かけることに。 もちろん目当ての作品は言うまでもなく、45年振りに京都で公開される『築地明石町』と『浜町河岸』と『新富町』の三部作の勢揃い(関西初)。 そして『築地明石町』の原寸下図(草稿)です。 この展観は近来稀に見る見応えのあるいい展覧会でした。 鏑木清方の仕事量の膨大さと緻密さを、今更ながらに思い知らされた気がした。手抜きをしたところがまったくない。 日本画の美人画と言えば『上村松園』が思い浮かびますが、『鏑木清方』はそれと優劣つけ難く、素晴らしい作品群で圧倒されました。 この展覧会は会期中に必ずもう一度行くつもりです。 京都国立近代美術館にもう行きつくかというところで、小学校から中学校、高校、大学まで同じという友人とばったり出会った。 彼は京都市京セラ美術館別館で開催している『第33回現代パステル協会関西展』を観にきていて、その帰りだという。しばらく立ち話をしていて、そのパステル協会展の招待チケットをくれた。 せっかく近くに居て招待チケットがあるのですから、帰りに寄ってみることにした。 『鏑木清方展』の方でかなり疲れていたので、さらっと急ぎ足で観てこようと思っていたのですが、こちらもパステル作品の数が予想以上にたくさんあって、じっくりと観てくるということはできませんでした。 通常、京都岡崎あたりの美術館へ来たときは、帰路は四条河原町まで徒歩で帰ってきますが、今回ばかりはバスに乗ってのことになりました。 こんなに絵画展巡りができるのは、久しくも喜ばしいものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.06.09 00:10:09
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