カテゴリ:社会観察関連
この人は是非『女性初のプロ棋士』になりたいとの強い願望を持っていた。
この人とは『里見香奈』さん。現在女流四冠(女流王座・女流王位・女流王将・倉敷藤花)を保持する女流棋士の第一人者です。 彼女は以前から目指しているのは、この ”女流” という二文字を何とか取れないものかと、上昇志向の強い人なのです。 彼女は奨励会で3段にまではなったのですが、26歳までに4段にはなれなかったので、その時点で『プロ棋士』を断念せざるを得なかった。 しかし、その後彼女は ”奨励会で26歳までに4段” とは別の編入試験を受ける条件を満たして道が開け、プロ棋士編入試験を受験することが可能になった。 編入試験挑戦の記者会見で彼女は「正直自分の実力からすると厳しい戦いになると思いますが、出来る限りのことをして対極に挑みたいです。強い方と対局して、自分がどこまでやれるか・・・」と自然体で淡々と語っていた。 編入試験の内容は、4段のプロ棋士5名とひと月に1対局(計5対局)をこなし、3勝すれば編入を認めるという厳しいものです。 その対局者5名の棋士は決まっており、「そのすべてと対局経験があるので、それぞれの違う個性に一局一局対策をしてゆかないと」とも語っていた。その第一局は8月から始まります。 何ともこの狭き関門をなんとか潜り抜けて、晴れて ”女流” の二文字が取れて『プロ棋士』となり、男世界の中で ”紅一点” 輝きを放ってもらいたいと願っているし、応援している。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.07.08 00:10:08
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