カテゴリ:絵画関連
大阪天王寺の美術館(大阪市立美術館)にフェルメールが1点来ています。
『ドレスデン国立個展絵画館所蔵 フェルメールと17世紀オランダ絵画展』開催中です。 メインのフェルメール作品は『窓辺で手紙を読む女』という作品が1点だけ。 この作品は過去に日本に来てますから、その時に何度も観に行っています。 わたしの好きな作品でした。それが今回、オリジナルに復元修復されてのお目見えというのがこの展覧会の謳い文句なのです。 この作品が修復されてオリジナルに戻ったという報道の時にも、わたしは書いたのですが、背景の壁からかなり大きなキューピッドの額絵が当初は描かれていたのだということです。 わたしはこの絵の修復前と修復後とでは、”修復前の方が断然良い” と思っているのです。 もっと極端に言えば、この絵の完成後、加筆してキューピッドの額絵を塗りつぶしてしまったのは、フェルメール自身ではなかったか? というくらいの思いです。 それほど修復前の絵の方が出来が良かったと思っている。 したがってこのキューピッドの額絵が壁面に架かっている今回の『窓辺で手紙を読む女』という作品は、あまり観に行きたくないというのが本当のところです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.08.01 00:10:11
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