カテゴリ:映画関連
『デイム(Dame)』という言葉がある。 <<これは英国における女性に対する敬称のひとつとされており、男性に対する『ナイト』に相当する叙勲を受けた女性に対して使用する>> とある。
この称号を持っている英国の女優さんが居る。その人の名は『ヘレン・ミレン』さん。 『デイム・ヘレン・ミレン』と呼ばれたり表記されたりすることもあるようだ。 なぜこんなことを書いているかというと、この正月休み早々に録画をしておいた映画を1本観たのです。実はこの映画を観るのは2回目なのですけれど、前回観たのはかなり前で、ちょっと記憶が薄れていたのでもう一度という事にしたのです。その観た映画は『黄金のアデーレ~名画の帰還』という2015年4月に公開されたアメリカとイギリスの合作作品です。 このアデーレというのは ”アデーレ・ブロッホバウアー” という女性の肖像画のことで、画家のグスタフ・クリムトが描いた代表作ともいえる、金箔をふんだんに使った作品のことです。 物語は第二次大戦の最中、不当に搾取されてしまった同作品を巡る裁判の顛末を正当な所有者マリア・アルトマンが取り戻すという実体験をもとにした物語です。 これはもちろん実話ですから、観ている方も熱が入るというものです。 この映画の主演女優さんが、冒頭の『ヘレン・ミレン』です。とっても渋い味のある女優さんです。 どうも私はジェシカ・タンディさんとか晩年のジャンヌ・モローさんとか、このヘレン・ミレンさんのような ”ばあさん女優” が好きなようです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.01.31 00:10:14
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