カテゴリ:言葉(言語)・文字関連
よく河原の湿地に生えている『アシ』とも『ヨシ』とも呼ばれている植物の事。
なんでこの植物に二つの呼び名が付いているのだろうか? こんな疑問はむかしから皆さまよくご存じのところです。 あえて今頃なんで? という事ですが、この2つの言葉を辞書で引いてみた。 『アシ』の方の漢字は『葦』で分かっているのですが、『ヨシ』の方はどういう字を書くのだろうか? が分からなかったから、辞書のお世話になったわけです。 するとなんと『ヨシ』の方も同じ『葦』の字が出てきたのです。 これで『アシ(葦)』も『ヨシ(葦)』も同じものであるという事が納得できた。 もちろんこの言い換えている訳は「アシ」が「悪し」に同じ発音で忌み嫌われて、正反対の「ヨシ=良し」に言い換えているということです。これは皆様よ~くご存知のところです。 これは通常 ”忌み言葉” と言われているものです。 他の例では『スルメ』を『アタリメ』と言い換えているのも、日常化しています。 東京の地名で『亀梨(かめなし)』だったのが『亀有(かめあり)』に変更したという例もあるようです。こんな事例は他にもたくさんあるやに聞いています。 例えば、受験生が『滑る』とか『落ちる』という言葉を使わないようにしているというのも、この ”忌み言葉” という事になるのでしょうね。 こういうのは日本だけの事なんでしょうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.06.01 11:04:11
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