門外漢のねごとたわごとひとりごと

会場は空いていて絵画鑑賞としては申し分のない環境だった。
京都市京セラ美術館で開催中の日本画家『石本 正 生誕100年 回顧展』。
わたしが久しぶりに「ぜひ観たい！」と思った展覧会です。

美術館に入館したのが午後の2時半ころだったということも有ったのかもしれませんが、とにかくガラ空きの状態で、あんなにゆ～っくりと鑑賞できるなんて思いもよりませんでした。

画家の全画業を時系列で網羅した展示内容で、期待していた通りの美術展でした。
彼の作品はこれまでもたくさん観て来た、あんなに一堂に観て回れる展観は初めての事でした。
彼の作品は展示されていた以外にもまだまだたくさんあって、それらの作品もわたしはこれまで観てきている。

今回はそれらの作品にもう一度会えるのだと思っていたのですが、一部の作品のそれは叶わず、代わりに他の作品を観ることが出来たのです。

そんな事は凌駕して、大いに満足して帰って来たという事です。

わたしは近年、美術展に行っても気に入った作品のポストカードは買いますが、図録を買うことは殆どありません。しかしこの展覧会は図録を買うことになりました。

開催期間は5月の下旬までですので、もう一度くらい行くことになると思います。