カテゴリ:絵画関連
涼しくなってようやく街歩きに出かけようという気になって、出かけた先はやはり例によって『京都市京セラ美術館』。
バスの窓から眺めた京都の街中は、観光客をはじめ外国人旅行者たちで溢れかえらんばかりの混みようでした。もちろんその日が日曜日だったことも多少は影響しているかもしれません。 したがって四条通りも河原町通りも、歩きにくいことこの上ないといった状態でした。 ところで京セラ美術館へ観に行った展覧会は、日本画壇の大巨匠『竹内栖鳳 破壊と創世のエネルギー展』。 観る者を圧倒するくらいの、とても充実した展覧会でした。 巨匠の画業の代表作を含め大半が展示されていたのだと思います。 圧倒されたのは、その画業の緻密さとその質と量の膨大さだった。 紙本(パネルに和紙を貼った作品=今私たちが描いている方法)作品も多数あったが、それ以前の作品は、ほとんどが絹本(木枠に絹の布を張って描き、表装するもの)作品で、とても大きな絹本作品も有って「あんなに大きな絹の布が有ったのだなぁ~」といささか驚いたのです。 画集で観ていた時は、当然紙本作品だと信じ切っておりましたから。 ただ、わたしも絵を描く人間の端くれとしては、あの画業を目の前に見せ付けられると、絵を描く気力が失せてしまいそうで困りましたが、気を取り直すべく努力をしているところです。 そもそも『竹内栖鳳』を引き合いに出すのが間違っているのですけれどね! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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