門外漢のねごとたわごとひとりごと

わたしは小さな絵はあんまり描いてこなかった。けれど今は小さな絵に取り掛かっている。

小さな絵は大きさに比例して描く労力が少なくてすむのではないか？　と、思って取り組んでいるのですがさに有らず、結構というか同じようにエネルギーを使うし、難しいモノだと思い知らされている。
なにか仕上げのコツとか手順とか、密度を保つ技法のようなものが有るのかもしれませんが、それは自分で見つけ出すしか手はありません。

基本的には人物主体で描いていますが、現在はモデルなど使わずにむかし遊び感覚で描いたデッサンなどを元にしてリメイクしているような次第ですから、ええ加減なことでなおさらのことかもしれません。
でも、下書きはもう何枚も描いてきていますから、なんとはなく面白さみたいなものは感じているのです。

しばらくはこの路線で頑張って参ろうと思っていますが、そのうちに大きな絵を描きたいと思う日も来るかもしれません。

大きな絵と言ってもせいぜいが30号程度、大きくても50号位までという事ですが、いま描いているのは2号から4号・6号・8号・10号位までです。
加えて定型ではありませんが、一辺が40cm四方のパネルが10枚近くありましたので、それにも手を出しています。したがって、まったくの小品ばかりという訳でもないのです。

これまでは10号・12号・20号・30号（この大きさが中心でした）・50号を描いてきましたので、やはり少し勝手が違うと思ってしまいます。

早くたくさんの作品を描いて、次の個展に向けて頑張らなければなりません！　

でも、急ぐことなく慌てることなく、ゆ～っくりと・・・。