カテゴリ:社会観察関連
数週間ほど前のニュース、大きなニュースではなかったが興味を持ったので・・・。
わたしも何度かお世話になった『三木楽器』が、<<”ツルサイカチ” の違法輸入で検挙>> という見出しの記事だった。 もちろん三木楽器は知っているけれど ”ツルサイカチ” が分からない。 楽器店が輸入するのですから、やはり楽器に関係のあるものなんだろうとの想像はつく。 ”ツルサイカチ” とは何ぞや? 調べてみた。マメ科の樹木でツルサイカチ属といわれているものに、ローズウッドなどはじめ世界中に150種類ほども有るのだという。紫檀などもこの属になるらしい。 この材の用途は家具・楽器(弦楽器、管楽器、打楽器)・仏壇・床柱・唐木細工・ビリヤードのキュー・数珠・箸など)高級材として多岐にわたっている。 三木楽器が輸入しようとしたのは仏壇を創るはずもなく、目的は当然弦楽器作成のため、それはおそらくギターではないかと思われる。 この属の中には『ブラジリアン・ローズウッド』という、現在では伐採不可で当然取引も不可という材もある。その材を使って作られたギターは今日では、高騰していて高額で取引されている。 その『ツルサイカチ属』の代表的なものは、前出のブラジリアン・ローズウッド(ハカランダ)、ホンジュラス・ローズウッド、インディアン・ローズウッド、マダガスカル・ローズウッド、アマゾン・ローズウッド、ほか本紫檀などがある。 このツルサイカチ属の樹木は2017年1月より、ワシントン条約(絶滅の恐れのある野生の動植物の国際取引に関する条約)によって、輸出入に規制がかかり入手困難になってきているということ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.07.19 00:10:13
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