退職田舎医者　異国に住むの巻

セッシャが知る限り、こんな不恰好な鳥は他にいないっス。
みやげ物やでスポンジだか綿の入ったぬいぐるみを売っていますが、本物のワライカワセミが見たらびっくりするほど、ワライカワセミはぬいぐるみにそっくりじゃん。

ワライカワセミは鳴き声が大声で、朝の挨拶に我が家のユーカリの木の枝にとまって鳴きます。

ココココカカカカココカカココカカ　　って！

みんな目が覚めちまいます。一羽でなく、４羽５羽で合唱したりします。

でも憎めないんですよね。
トカゲ捕るときなんか、まるーでブッサイクに、ボテッて地面におちます。

枝から枝へと飛び渡るときなんか、
ぬいぐるみみたいな体、重たそうにして低空飛行していきます。
今にも墜落しそうです。

多分、他の小さな鳥にしたら、肉食のワライカワセミは天敵に違いありません。
体が重そうなので２，３羽の小さな小鳥に追い回されて、
空中で頭をつつかれます。
おめ―ヒナでもとったんだろ？だからつつかれるんだよ！

でも憎めないんですよね。
フェンスにとまってこちら見ていても逃げる気配もありません。
そういえば、プール屋のテリーっておっさん
池に金魚はなしたら、こいつにみーんな食われちまった　　ってぼやいてました。
結構悪いやつなんですよね。

でも、憎めないんです。
今日の写真が、えさ取りに来たワライカワセミの子供です。
今日も、がんばろ！



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