ドジョウすくいは、オージーに受けたのか?
引越ししてきたら近所の方々を招いてパーティーをやるという風習があります。
通りのお隣さんは、マークとロビンの家、
その隣がギャリーとケイトそれとさらに向こうがロブとケイの家です。
マークは最近一家で豪州の南のほうから引越ししてきたそうです。
ギャリーは工事用のダンプ運転手でマレーシアに最近まで仕事に行ってたとか。
ロブは奥さんがイギリス人、高校の先生です。
みんな元をただせば
いずれどこからかやってきた移住者に相違ありません。
マルティカルチャラル(多文化)という言葉が出てきましたが
豪州は歴史をさかのぼれば200年そこそこの新しい国で
後からやって来た者に
本当は寛容であらねばならないと良識ある人たちはいっています。
(※参考、白豪主義)
パーティー料理は焼きそばやチャーハン、焼肉それにジャガイモの料理などでした。
どこでもあまり変わりません。
出し物に
例の安来節が登場!
赤いふんどし引きずり出しての大サービスゥー!!
ところが、
鼻に詰め物して、見かけの悪いパッチ捲り上げた格好、
ケイもロビンも笑うどころかこちらを凝視して、
目が、点状態。
まるで異民族の奇抜な踊りィ
みたい!!?
あとから気づいたのですが、
パーティーなどのショーはきらびやかな衣装も芸のうち。
華やかな衣装のほうが断然受ける、らしいのだ!
そうならそうと早く言ってよ!
伝統的安来節の奇抜な格好は、
冷ややかな目線あびて
アレー、撃沈―ン??
日本のどぜうすくい、
オージーには受けるとは限らない???のか??
しかし、人間というものは良くわからないもの。
そのパーティー以来、亭主の破廉恥さを、
体張って、裏も表も見せてしまった我が家の住人は、
近所界隈で広く認められる存在となっていったのでした。
通りかかれば手を振ってくれる、
子供はうちに呼んでくれる。
いい格好だけする(お高くとまってツンとする)人間ではないことだけは
最低理解していただけたのでしょうか?
まずはいい滑り出し?
「きっこのブログ」では、埼玉県知事の発言「自衛官は人殺しの練習をしている」をばっさり!ここから、すぐ見られます。→
人間の幸福の二つの敵は苦痛と退屈である。
ショウペンハウエル