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カテゴリ:ピロリ菌とのお付き合い
私が始めてピロリ菌検査をしたのは数年前です。
先に胃の重たい症状があってからです。勝手に胃に風邪が来たのかななんて思ってたときもありました。実際冬かぜひいたら、食欲も落ちるし、胃も重い感じになりますよね。
今から思うと時々胃が痛かったり、消化不良のような感じがあったり、 他の人が食あたりしないのに、自分だけ食あたりかな?と思うような症状が出てたりしてました。 ブログランキングに参加してます。一日一回クリックしてね。これ書くはげみになりますけん。→と
それで、胃カメラをしてもらいました。 胃カメラっていたってこの頃は細くなって楽になりましたが、開発された当初はかなりしんどいものだったに相違ありませんね。 ちなみに胃カメラは日本の開発で、先進国です。 直径が細い指くらいのもので、光源とガラスの束による内視鏡と、 胃の組織をつまんでちょっと摘出するピンチの機構がくっついていて、 吸引したり水が出てきたりと、 まあロボットアーム並みの多彩な機能搭載のハイテクマシンです。 こんな多彩な機能が一本のくねくねした黒い、つるっとしたチューブに入っているわけです。 一台数百万円します。
飲むのは大変か?といえば、なんともなく入れちゃう患者さんもいれば、 私のように涙ぽろぽろの人もいるわけです。 この頃は全身麻酔してやってくれる医療機関もあって楽です。
オーストラリアでは100%麻酔科医師による全身麻酔で、気がついたときには終わっています。日本製のカメラ!! 写真を手渡してくれて、どこが悪かったのか、何のバイオプシー(切除)をどこからしたかなど 詳しく説明してくれます。
驚いたことに、30分もしないのにおなか空いたかとたずねられ、サンドイッチまでサービスされます。 というのは前の日の就寝時からまったく水や食事とらず検査終わったらぺこぺこですから。
ウン、それで、中くらいの粘膜の炎症(発赤)があって、胃炎がありますよ、というわけです。 その時にとった潰瘍部分の病理検査からは、ピロリ菌が検出されました、という報告文です。
それで、内服薬のみましょう、となったわけです。内服薬のお話はまたのちほど致しますが。
昔から日本には胃の悪い人がたくさんいました。みんな、胃下垂だとか胃弱だとか言って、大抵は青い感じの顔してコルセット巻いたりしてました。 私の母は胃潰瘍が進行して、胃に穴が開いて出血(吐血)して緊急入院したわけですが。 でも今は、胃潰瘍、十二指腸潰瘍では原則手術はいたしません。 もっとうまい治療方法があるからです。
ピロリ菌が原因で粘膜に炎症潰瘍が起きている場合は(これが最も多いですが)、胃酸の分泌を強力に抑える薬とピロリ菌の退治のクスリで完璧に治すことができるようになりました。 医学の進歩のおかげです。
ま、いろいろあったけど、今は消えちゃったわけですから気楽に自分の体験談を書いていこうと思います。そしたら、これからの人生の方々に何か参考になることもあるかもしれませんから。 つづく
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最終更新日
2007.04.16 07:24:35
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