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テーマ:ニュース(100209)
カテゴリ:社会や地域のことなど
住民基本台帳ネットワークシステム運用を巡る訴訟の控訴審で裁判長を務めた、大阪高裁民事7部総括判事、竹中省吾氏が急死した。3日午前9時過ぎ、妻から「夫が死んでいる」と県警宝塚署に通報があった。同署員が駆け付けたところ、竹中さんは自宅2階の書斎にあるパソコンラックに、ショルダーバッグのベルトをかけて首をつり、既に死亡していた。遺書などは見つかっていないというが、状況から自殺とみられている。死亡推定時刻は、2日深夜。 竹中さんは、先月30日、「住基ネット制度の適用の強制はプライバシー権を著しく侵害する」と違憲判断を示す判決を出した。2日夜、妻と夕食後に話をしてから書斎に入り、変わった様子はなかったという。 訴訟は4月25日に結審し、竹中裁判長は判決期日を8月31日に指定したが、9月28日、10月31日、11月16日と順次延期し、最終的に同月30日と、4度も判決期日を延ばす異例の経過だった。自殺にしろ、そうでないにしろ、かなりの精神的重圧が掛かっていたのだろう。「パソコンラックに、ショルダーバッグのベルトをかけて首を吊っていた」という状態は気になる。三権分立と言っても行政府が圧倒的に強い現状に風穴を開けてきたうちの一人が、こういう亡くなり方をすると・・・
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最終更新日
2007年06月04日 03時47分36秒
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