今日は母となおちんと３人で
コスモス寺として有名な『般若寺』へ行ってきました。


こじんまりとした境内いっぱいに
なんと１０万本のコスモスが植えられているそうです。


高さ１４メートルもあるという十三重石宝塔をシンボルに
コスモスが咲き乱れる境内に、たくさんの石仏が見え隠れして
それはそれは美しい秋の光景でした。


　　　


ふだんよく見かけるコスモスのほか、筒状の花びらの珍しいコスモス。
ほかにも、萩、紅白の彼岸花、山吹などなど．．．
本堂にあがって境内を一望すると、まるでコスモス畑でした。
お守りにもコスモスの花をかたどったものもありました。



コスモスの方が背が高くて、なおちんは隠れてしまい
それが楽しくて、迷路で遊ぶかのように隠れては
『ママー！』『おばあちゃーん！』と呼んでいました。





こちらの般若寺。もともとは飛鳥時代に開創され、
平安時代には金堂・講堂などが立ち並ぶ大きなお寺だったそうですが
数々の戦火に遭い、滅栄を繰り返して、
現在の情緒あるこじんまりしたお寺になったそうです。


春は山吹、夏は紫陽花、秋はコスモス、冬は水仙。
年中、いろんな花が咲きほこる、美しい花のお寺です。
秋のコスモスの時期は拝観客も多いのですが、
普段は静かで落ち着くお寺です。


*　*　*　*　*


般若寺を出た後、少し歩いたところにある奈良豆比古神社に行きました。
『ならづひこじんじゃ』と読み、ここは能楽発祥の地として有名な神社。
境内奥に、大きな樟の巨樹があって、すごく神秘的な空間。
なおちん曰く『トトロの木みたい～！』．．．ほんとだ。

　　

ちっちゃい なおちん＆ばあちゃん、見えますかぁ？

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