奈良～采女祭

October 6, 2006

(8)

カテゴリ：NARA　shop & spot

十五夜のお月様の見守る下、奈良猿沢の池で行われた
『采女祭』に行ってまいりました。

今朝からの雨と家族の都合で、行くのをやめようと思ってたのですが
夕方になって『なおちん、おふねみたいの～！』と
（うまいぐあいに）ダダをこねたので、急遽、猿沢池へ！

采女祭は、毎年中秋の名月の夜に催されるお祭りで
奈良時代に帝の寵愛が衰えたのを嘆いて
猿沢池に入水した采女の霊を慰めるため
当時の衣装をまとった人々が龍の船に乗って
猿沢池に大きな花扇を奉納するお祭りです。

もともと鎮魂のお祭りのため
私が子どもの頃は、静かに行われていましたが
年々、派手になってきているような気もします。
お祭りの解説のアナウンス放送もあって、ちょっとびっくり。
当の采女はどう感じているのでしょう？

なおちんは、というと『おふね、きれ～！』と感激してました。
優美で幻想的な光景は、小さな目に焼きついたことだと思います。
無理して連れてきてあげてよかったです。

*　*　*　*　*

お祭りが終わったらまっすぎ帰るつもりで出かけたのですが
帰り道、とってもおいしそうなうどん屋さんを発見！
『かきまぜ奈良うどん　ふく徳』というお店。

だしの素となる鰹節とだし醤油が鉢の底にためてあって
上からゆでたてのうどんをゆで汁ごと入れてくれます。
底からよくかきまぜて、あつあつをいただく珍しいうどん。
関西人好みのだしの効いた薄味のだしに、
かたすぎない、もっちりしたうどんがおいしかったです。
カウンターに並ぶ一品料理たちもおいしそうでしたよ。

お店のみなさん、なおちんにいろいろ気遣いをしてくださり
みなさんの仲の良い和やかな雰囲気も伝わり
とても温かい気持ちで、おいしいうどんをいただいて帰りました。

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Last updated October 7, 2006 07:24:01 AM
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