|
カテゴリ:日本民俗・宗教哲学
お釈迦さんの説いた「生きる道」、例え話をほとんど出さなかったので かなり難解な文章になってしまったかもしれません。 彼が何に悩み、苦しんだのか、そしてどうやって涅槃に至ったのかは 現代の私たちには大変有用であると思います。 なぜなら、ひとりの人間が、私たちと同じ人間が出したひとつの答えだからです。 そう、神様でもなければ悪魔でもない、 ひとりの人間が苦悩の末に出した教えだからです。 これにて、お釈迦さん第一部は終了とさせていただきます。 また、お釈迦さんは、こう説いています。 私たちの人生の出来事は生滅を繰り返しています(無常)。 一喜一憂することばかりですが、とくに苦や悲は心を傷つけます。 心の傷は癒されなければなりませんが、そのためには すでに起こってしまったことや間近に起こることが確実(死)なことには 逃げずに直面するしかないのです。 逃げ出していたら、心の傷は癒されないのですから・・・。 つまり、無常に出合っている現実を直視し、「今」を 最大限に前向きに生きる努力を続けるところに かえって悲しみや苦しみを乗り越えていく強さがでてくるのです。 これは知識などではありません、 そう毎日を無常に身を投じて生きていく実践的なプロセスです。 次回は、後記2・・・ ↑ プログランキングに参加中、宜しければクリックをお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年12月02日 07時35分56秒
コメント(0) | コメントを書く
[日本民俗・宗教哲学] カテゴリの最新記事
|