|
カテゴリ:亜細亜
かなり間が開いてしまったが、江沢民の愛国政策について書き記す。 愛国主義教育を推進する現場施設として制定された全国205の史跡やミュージアム、 日本の「悪事」を暴くという趣旨の反日的な施設がこの中で30以上にのぼる。 よくメディアで取り上げられる蝋人形の抗日記念館の捏造建築物を見た人もいるだろう こうした中国の愛国主義教育を推進しているのは、日本の文科省に相当する中央官庁の 教育部ではない、ではどこがやっているのか?? 中国共産党のイデオロギーやプロパガンダを統括する「中央宣伝部」である。 ここは、新聞、テレビ、出版、言論などのメディア関係を全て統制する機関であり、 非常に強い力を持っている。 知識層が共産党のやり方に不満を持っても大きな声で それを指摘することが出来ないのは、この組織のためである。 江沢民が政権を磐石のものとして間もない1997年、その中央宣伝部から「愛国主義 教育実施綱要」というものが発表された。 これには愛国主義とは「中国人民を動員し 鼓舞して団結奮闘する一つの旗印であり、我が国の社会歴史の前進を推進する巨大な力 であり、各民族人民の共同の精神支柱である」と定義づけている。 これは何かというと、共産党が「愛国」を名目に国を一つにまとめようとしているとい うことだ。 つまり共産主義が現代に通用しなくなったので、今度は愛国主義を使って 共産党に帰順させようというのだろう。(反日はその重要なファクターである) そのために、小学校の時代から近現代史を教える他、愛国教育を目的としたさまざまな 基地を見学させたり、文学作品、映画、そして歌などを通して徹底して愛国を刷り込ん でいるのだ。(愛国というよりは愛共産党かもしれない) 中国には「100曲の愛国主義歌」と「100冊の愛国主義書籍」そして「100本の 愛国主義映画」というものがある。 子供たちは毎年のようにどこかの記念館に行き、学校では歌を歌い、書籍を読み、年に 3、4回ぐらいは、そうした映画を鑑賞する。 今の中国の反日には教科書だけではな く、こうした愛国主義教育の影響もかなりあると思われる。
なぜ江沢民や金正日は簡単にパソコンで変換できるのだろう・・・ 一 夢 庵 風 流 日 記 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年08月16日 21時12分06秒
コメント(0) | コメントを書く
[亜細亜] カテゴリの最新記事
|