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テーマ:ニュース(100224)
カテゴリ:その他
2004年10月23日17時56分に新潟県中越地方においてM6.8の地震が発生、 その後も震度6強 を複数回観測するなど、あのときのテレビテロップには常にこの速報が流れていた気がす る。 その中でも、土砂崩れにより車が埋まる災害に見舞われた皆川さん母子。 画面には三人とも生きているという情報が当初流れたが、その後優太くんだけが奇跡の生 存者として助けあげられることとなった。 余震が続く中レスキュー隊の人々も自らの命 をかけ、この子を救ったのだ。 優太くんが生存できた理由を科学的に説明することは不可能、あのような狭いスペースが 偶然つくられ、母や姉が動かない寂しさと真っ暗な恐怖の中でジッと我慢し、陽のあたる 大地に戻ってきた彼が、今度は宇宙に飛び立とうという夢を抱いているというのか。 もう少し年齢を重ねると、宇宙に行っても会えないかもしれないことに気づくかもしれない いやもう気づいているかもしれない。 優太くんが悲しい現実を受け入れて一歩すすんだと き、亡き母は少し強くなった我が子を、亡き姉は少し強くなった弟に安心してあの世に戻っ ていくことだろう。 それまでは祖父の敏男さんの言うとおり、そっと暖かくまわりの人は 見てあげて欲しい。 一 夢 庵 風 流 日 記 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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