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2006年10月29日
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テーマ:ニュース(100221)
カテゴリ:事件・災害
”国外よりも国内である”





 北海道と福岡の児童・生徒がいじめを苦に自殺するなど、学校でのいじめが社会問題化する中、江戸時代の「什の掟(じゅうのおきて)」が教育関係者の注目を集めている。会津藩が藩校「日新館」入学前の子供たちに唱えさせたおきてで「弱い者をいじめてはなりませぬ」など7項目と「ならぬことはならぬものです」の結びの1文で構成される。現在は博物館となっている日新館には、全国の学校から問い合わせが連日届いている。

 什の掟は、会津の子供たちがたたき込まれた武士の心得だ。5代目会津藩主松平容頌(かたのぶ)の家老田中玄宰(はるなか)が「会津藩の興隆は人材の育成にあり」として藩校「日新館」を開学した1804年ごろできたといわれる。当時、日新館入学前の6~9歳の子供は、遊びの集団「什」をつくって遊び、夕方には反省会で「什の掟」を毎日唱えたという。

 現在は博物館となっている会津藩校日新館には、全国の教育関係者から問い合わせが相次いでいる。同館によると「九州、四国を含め、全国の小学校の校長先生から『現代風に変えて子供たちに教えたい』という声が多い」という。

 什の掟は昨年、藤原正彦氏のベストセラー「国家の品格」(新潮新書)でも紹介され、今年は歴史雑誌などで特集も組まれた。会津が地元で「黄門さま」と注目を浴びた民主党の渡部恒三前国対委員長(74)も度々引用するなど、全国的にも知られるようになった。警察庁が調べた昨年1年間の全国のいじめ関連の暴行などの事件は、最近の10年間で2番目の165件で、いじめた理由は「力が弱い、無抵抗だから」が1位(27・3%)。こんな現状が、什の掟の「ならぬことはならぬ」の精神の再評価につながったようだ。

 日新館には座禅や弓道などの武道体験による精神修行の場もあり、修学旅行に訪れる学校も多い。これまでは近県の小中学校が主体だったが、最近は高校も増え、中国地方の高校から「海外旅行を会津旅行に変え、侍の文化を教えたい」と下見に来た教員もいる。見学校は年間300~400校。国外からの問い合わせも増え、今年は台湾からの修学旅行があった

 教育をめぐる問題では、受験対策のための必修単位の未履修問題などの不祥事も発生している。日新館では「教育は今日明日に結果が出ない100年の計だが、子供の模範たるべき大人がまず再認識する必要がある」としている。【清水優】
日刊



会津の子供は、10才になると「日新館」への入学が義務づけられるが、6才頃から

子供達には藩士としての心得が繰り返し教え込まれた。 それが有名な「什の掟」。



 一 年長者の言うことに背いてはなりませぬ

 二 年長者にはお辞儀をしなけれはばなりませぬ

 三 虚言を言うことはなりませぬ

 四 卑怯な振舞をしてはなりませぬ

 五 弱い者をいぢめてはなりませぬ

 六 戸外で物を食べてはなりませぬ

 七 戸外で婦人と言葉を交えてはなりませぬ


 ならぬことはならぬものです


会津といえば白虎隊、純真すぎる19名の少年達が自刃したエピソードが胸をうつ。

しっかりとした教育(学業だけではない、ごく当たり前の道徳教育)を受けた子が親に

なり、そして延々とその教えをつないでいく、教育が100年かかるといういわれは

ここにある。 たかだか10~20年真面目にやれば建て直しが図れるものではない

この難行こそ、これからの政府指導者層はしっかりと取り組んで欲しいものである。

そして最小単位である家庭から、はじめの一歩を踏みだしてもらいたい。

小難しいことがたくさん書かれてある本を読むと頭や心が立派になった錯覚に陥る、

それは表現に酔っているだけであり、媚薬のようなものでしかない、当たり前のことを

簡潔に表しているものこそ素晴らしいのである。

まずは当たり前のことを「当たり前のこと」として判断できる能力が自分にあるのか

自問自答からはじめよう、それさえできればあとは実行するだけである。


親に金をだしてもらう修学旅行で海外に行く必要はない、旅行を祭りやイベントと

勘違いしてやいないか? 「日本の習俗」で書いたが、修学旅行は成人へのステップだ。

思い出づくりとか言っている教師は勉強しなおしてこい、人気獲得に甘い言葉を並べる

大人ほど醜いものはいない、言わなくてはならないこと、教えなくてはならないことは

厳しいことでもそこで伝えてあげたほうがよいと慶次は思う。

修学旅行はイベントではない、行き先と目的を吟味する学校が増えることを望む。



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最終更新日  2006年11月06日 23時44分29秒
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