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テーマ:ニュース(100221)
カテゴリ:事件・災害
会津の子供は、10才になると「日新館」への入学が義務づけられるが、6才頃から 子供達には藩士としての心得が繰り返し教え込まれた。 それが有名な「什の掟」。 一 年長者の言うことに背いてはなりませぬ 二 年長者にはお辞儀をしなけれはばなりませぬ 三 虚言を言うことはなりませぬ 四 卑怯な振舞をしてはなりませぬ 五 弱い者をいぢめてはなりませぬ 六 戸外で物を食べてはなりませぬ 七 戸外で婦人と言葉を交えてはなりませぬ ならぬことはならぬものです 会津といえば白虎隊、純真すぎる19名の少年達が自刃したエピソードが胸をうつ。 しっかりとした教育(学業だけではない、ごく当たり前の道徳教育)を受けた子が親に なり、そして延々とその教えをつないでいく、教育が100年かかるといういわれは ここにある。 たかだか10~20年真面目にやれば建て直しが図れるものではない この難行こそ、これからの政府指導者層はしっかりと取り組んで欲しいものである。 そして最小単位である家庭から、はじめの一歩を踏みだしてもらいたい。 小難しいことがたくさん書かれてある本を読むと頭や心が立派になった錯覚に陥る、 それは表現に酔っているだけであり、媚薬のようなものでしかない、当たり前のことを 簡潔に表しているものこそ素晴らしいのである。 まずは当たり前のことを「当たり前のこと」として判断できる能力が自分にあるのか 自問自答からはじめよう、それさえできればあとは実行するだけである。 親に金をだしてもらう修学旅行で海外に行く必要はない、旅行を祭りやイベントと 勘違いしてやいないか? 「日本の習俗」で書いたが、修学旅行は成人へのステップだ。 思い出づくりとか言っている教師は勉強しなおしてこい、人気獲得に甘い言葉を並べる 大人ほど醜いものはいない、言わなくてはならないこと、教えなくてはならないことは 厳しいことでもそこで伝えてあげたほうがよいと慶次は思う。 修学旅行はイベントではない、行き先と目的を吟味する学校が増えることを望む。 一 夢 庵 風 流 日 記 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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