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2006年11月25日
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カテゴリ:その他
とあるおっさんが森に入っていきました、奥へ進むにしたがって人工の草道は無くなり

手足で草をかきわけ地面を踏み固めながら前へ前へと突き進んで行きました。

10分ほど進むとシャラシャラと音が聞こえてきました、自分の身長ほどの草をグッと

押し倒すと太陽の木漏れ日が水面(みなも)を照らしキラキラ輝いている美しい小川が

ふわっと目に飛び込んできました。 おっさん、ポ~ッ。。。


ここまで休憩もとらず突き進んできていたので喉が渇いたおっさんは川の水を飲もうと

ぴょこぴょこと小川に近づいて行きました、頭を川に投げ込みゴクゴク水を飲んで「う

ぱ~」と顔をあげ一息してあたりを見ると、鹿が少し水を飲んではおっさんを見ていま

す。 さらに上流を眺めてみると熊がバシャバシャと前足で水を叩いてはこっちを見て

います。 


おっさんは心の中でこう叫びました

「おお~、大自然よ! 森の生き物たちよ! みんな仲間、そんな気分だ!!」

鹿はこう思いました

「見たことの無い生き物だ、もう3歩近づいたら逃げなくては!」

熊はこう思いました

「侵入者か?あと2歩でなわばりに入りそうだな、入ってきたら熊パンチだ!」



人類と動物たちが共存する、仲良くするということはどういうことだろうか、

熊と人間が肩を組んで仲良しこよしなどという夢物語はこの世に存在しない。

人里にあらわれた害獣は撃ち殺すしかない、動物のテリトリーに侵入し襲われた人間は

運命を甘んじて受け入れるしかない。 上手にすみわけをすることが両者が末永く仲良

く繁栄する道ではないだろうか、もちろん知能が高いと思われる人間が努力すべき立場

であることは当然のことである。


ペットに服を着せている飼い主を見るとドロップキックをくらわせたくなる慶次でした。


      






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最終更新日  2006年11月25日 21時36分45秒
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