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2007年02月04日
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 台湾・台北の故宮博物院の広場で3日夕、観世流能楽師・梅若六郎さんが舞う「楊貴妃」が上演された。

 中国歴代皇帝の文物を集めた故宮の大改装(リニューアル)を記念したもので、三味線などを女性だけで伴奏する異色の演出が披露された。薪能形式で、呂秀蓮副総統らが火を入れた。

 4日の上演には、中国楽器「二胡」の伴奏も加わる。台湾で本格的な能の上演は初めてといい、市民は、三味線などのリズムに合わせたテンポの速い日本の伝統芸能を楽しんだ。

 梅若さんは上演にあたり、「日本人が考えた美の究極の楊貴妃を、能という形で台湾で表現してみたい」と語った。
読売


 
 梅若六郎といえば、ベルギーでも能を公演し、海外に能を積極的に紹介している
能楽師、沼津でも御用邸能の舞台に連続出演中である。

 ここで簡単に「能」について書いておこう、能は現存世界最古の舞台芸術である。

 ターニングポイントとして能ではなく新興勢力の幸若舞を贔屓にしていた信長が
天下を取れずに、能大好きな豊臣秀吉が天下を収めたことと徳川幕府が能を武家式
楽と定め、接待・饗応・儀式の公式芸能にした、この二点。

 単なる大衆芸能であった能であったが、結城座が足利義満をスポンサーに得、さ
らに上記の流れが「能」を伝統たらしめたのだ。

 神楽(かぐら)と呼ばれるもっと古い芸能がある、これは八百万の神への舞いで
あった。さらに大陸から「雅楽」と呼ばれる形式ばった華やかな芸能が流入してく
るが、日本人はみやびで形式ばった雅楽よりも、歌あり音楽あり舞いありなんでも
ありの散楽を好んだ。

 また、声明(しょうみょう )というものがあった。これはお経の唱和、楽器演奏
、舞踊などの僧侶達の芸事であり、非常に庶民の間で好まれた。

 この3要素「神楽、散楽、声明」が時を経て交じり合い、日本の数々の芸能-今様
(いまよう)、催馬楽(さいばら)、宴曲(えん きょく)、郢曲(えいきょく)、
風流(ふりゅう)、白拍子(しらびょうし)、 田楽(でんがく)、申楽(さるがく)
などを生み出した。

 その中で、頂点に立ったのが、能の創世者、大和猿楽結崎座の観阿弥清次なのだ。


 ちょっと話がかたくなってきた、実は「能」は見るのもいいが、舞うほうが断然
おもしろい!! また、機会があれば書きましょう。

*「能」に興味を持たれた方、もともと能好きな方は、zakzakさんのブログへ!


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最終更新日  2007年02月04日 09時34分14秒
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