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ニューストピックス

2007年02月05日
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テーマ:ニュース(99892)



 千葉市稲毛区宮野木町の神社「甲大神(かぶとおおかみ)」の敷地内にある、樹齢300年近い「ご神木」を含む樹木が昨年12月、隣接地で住宅販売を手がける業者によって誤って伐採され、神社側と業者の間でトラブルになっている。業者は神社側に謝罪し、代わりの木を植えることを申し出たが、伐採された中に千葉市指定の保存樹木2本などが含まれていたこともあって神社側はこれを受け入れず、千葉北署に器物損壊容疑などで被害届を提出する事態に発展している。

■市の保存樹木も■
 無人の甲大神を管理する「検見川神社」(宮間秀夫宮司)によると、伐採されたのは、いずれも市の保存樹木に指定されているクスの木とシイの木、さらに神が宿るとされ信仰対象となっていたオガタマの木など、計約20本の樹木。

 伐採した住宅販売業者(千葉市中央区)では、「宅地開発を予定している林の樹木を伐採する際、住宅の日当たりに影響する神社の木も伐採してかまわないと、土地を買った業者から聞いていた」と釈明、さらに「伐採に立ち会った同神社の神主の了承を得た」と主張している。

 これに対し神社側では「以前から伐採の話は聞いていたが、枝を払うだけだと認識していた。木そのものの伐採を認めた覚えはない」と反論。確認を求められたとされる神主も「どの木を伐採するか具体的に聞いていたわけではない」と話している。

 業者側は、伐採後に神社から抗議を受けて「木を切る際に改めて伺いをたてるべきだった」と謝罪、「同じような木を植える」と神社側の代理人を務める弁護士を通じて申し出た。業者は神社側から「原状復帰を求める。少なくとも樹齢100年以上の木を植えてもらいたい」との要求書を弁護士から受け取ったとした上で「和解に向けて話が進んでいるものだと思っていたが、まさか被害届を出されるとは」と困惑している。

 また同神社では「神が宿るご神木は神社に不可欠な存在で、新たな木を植えたからといって解決する問題ではない」と話し、「原状復帰ができない以上、神社にふさわしい樹齢300年近い木を植えるなど、誠意を見せてもらいたい」と求めている。
(2007年1月27日 読売新聞)


 
 この話、昨日テレビでも放映されていたが、神社側は「敷地から飛び出した枝を
伐ってもよい」と言ったそうで、それがどこでどう伝わったのか業者側にとって邪
魔とされる木々をすべて伐採してしまったということのようだ。

 慶次には、この記事を読んで腑に落ちない点がいくつかある、まず市の保存樹木
2本は、神社側云々ではなく、市と業者の問題に発展するのではないか?

 さらにもう一点、伐採した神木のことだが、これを伐ってしまったのは仕方がな
い、この業者が精霊の怒りを甘んじて受けるしかない(命を落とそうが知ったこと
ではない)、それよりも一方の神社側が神社にふさわしい高樹齢の木を持ってこい
という主張は理解できない・・・。

 「日本の習俗vol.5杜とカミ」で書いたが、四季の移り変わりによる落葉から新葉へ
の変遷、そして樹木そのものの生死こそが杜が生きている証であり、これこそが神
道に眠る「蘇り」の信仰の重要部分ではないのだろうか。

 伐られたものは仕方がない、他から持ってきて体面を保つようなことをする前に
今すぐにでも、新たな苗木を植えるべきである。神社は永遠なる聖地、神官が死ん
でも神社は続く。100年後には立派な神木が育つことであろう。

 その上で、この業者には会社が続く限り神社に対する協力をしてもらうことが謝
罪につながると思う慶次であった。

 そういえば地球環境に警鐘を鳴らしている米国元副大統領アル・ゴアが来日して
いたようだが、彼に日本の鎮守の森文化を誰か話してくれただろうか。


検見川神社公式ホームページ


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最終更新日  2007年02月09日 13時54分59秒
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