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明治期に日本に「西洋ミツバチ」が輸入された、理由は蜂蜜の生産量である。
アフリカ産のミツバチをヨーロッパで品種改良し、飼いやすく蜂蜜を集めるの に最適な飼育バチをつくりあげ、明治期には日本に輸入されたのだ。 当然だが、日本には古来より「日本ミツバチ」が存在する、しかしこのハチは 当然ながら野生の中で育ってきたので、飼育して養蜂するのには向いていない。 ハチミツの収穫量も少ないし、勝手気ままなところがあり どっかへ行ってしまう。 逆に西洋ミツバチは、飼育慣れしているため、逃げ出す ことはないし、ハチミツの収穫量は日本ミツバチの約5倍 ということで現在養蜂の99%が西洋ミツバチの蜜であり、また繁殖力が強いので 野生化すると日本ミツバチを圧迫するのだ。 こんないいことづくめのようにみえる「西洋ミツバチ」なのだが、おぼっちゃん育 ちゆえに、とある天敵にあっというまに巣が全滅させられてしまう。 その天敵の名は・・・君の名は・・・憧れの那覇・・・ オオスズメバチ オオスズメバチ数十匹で3万匹ほどの巣を守る西洋バチは全滅させられ、幼虫などは 戦利品として強奪される。 西洋ミツバチも抵抗はするものの虚しく響く羽音を残し オオスズメの強靭なあごで噛み砕かれ、力無くズタズタにされるのだ。 その凄惨なる状況をマトリックスバージョンでご覧ください → こちら 西洋ミツバチの遺伝子には強大なオオスズメバチに対する抵抗の跡が刻み込まれて いないため成すすべなく殺され、西洋ミツバチが沖縄や小笠原を除く日本で繁殖す ることを防いでいる。 生態系の確保。 では、「日本ミツバチ」はどうだろう 野生化して自由気ままな「日本ミツバチ」もスズメバチに襲われているに違いない、 しかし、絶滅せずに日本に今なお元気に生態系の一角をなしているではないか。 彼らには遥か古代より戦ってきた猛者たちの遺伝子が見事に引き継がれているのだ。 彼らの武器は「死の温度差」である、オオスズメバチが死ぬ温度は45度以上、対 して日本ミツバチの死ぬ温度は50度以上、この数度の差を利用して強大な敵を倒 すのだ。 実際にどうやるかというと、巣の中に入ってくるオオスズメバチを大勢 で取り囲みハチ球をつくり羽を高速で動かし熱を上昇させ、中心にいるオオスズメ を熱し殺すのだ その勇姿を見よ → こちら 当然だが、真っ先にとびかかり中心部付近にいたミツバチも熱により死ぬ、巣が全 滅することを避けるために身を犠牲にして種の保存を守るのだ。 西洋かぶれのチャラ男より、大和男児! ・・・どっちも戦っているのは働き蜂でメスだけどっていう突っ込みはなしね こういうのを見ていると「自然がつくりだす摂理」って凄いと思いますな。 *そういえば「摂理」の韓国変態教祖が身柄を中国で拘束されましたね 一 夢 庵 風 流 日 記 「貴重な純日本ミツバチ産のハチミツとみなしごハッチのDVD(笑)」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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