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カテゴリ:事件・災害
わが国でも、昨年の夏に内陸部で過去最高気温を記録した
また、局地的に激暑がいたるところで記録され、不都合な真実 との融合効果で地球温暖化を懸念する声が大きくなった 実は、暑くなった=二酸化炭素、という単純式を刷り込まされて いることに冷静になればわかるであろう 東京の平均気温はここ百年でおよそ三度の上昇、地球の平均気温の 上昇率の5倍以上である、夏の熱帯夜の日数は三十年前に比して 約二倍になった、では原因はなんだろうか? ヒートアイランド現象である ヒートアイランドの原因は数々あると推測されている、 建物から出される人工廃熱や蓄えられた地熱の放出、 そして風を通さなくなった建築物の増加・・・都市化計画の失敗 風は川に沿って通り、周囲を冷やしていたのだが、都市化計画に より、小さな川を潰し、曲げ埋め立てたために、風は止まった 沿岸部の風を止めた代償は、内陸部にも影響を及ぼしていった ここでひとつ注意したいのは、高層ビルよりも2~3階建ての建物 のほうが熱を溜め込みやすいということだ、高層ビルはビル風が起 こるし、建物と建物との距離幅が広く緑化にも適しているが、後者 の建物は密集し壁面の熱放射が横の建物に反射し、放熱しないのだ 慶次は地球が温暖化していることを認めているし、環境に注意を促 すことに対して大賛成だが、原因は厳密に調査すべきだと思う わが国が人工活動で排出する二酸化炭素の排出量はいかほどだろうか? 約13億トン、これは世界で第4位の排出量である では同じアジアのインドネシアはいかほどか? 約3億トンである 実は驚くことにインドネシアは、この3億トンの他に20億トンもの 二酸化炭素を排出している、この時点で世界3位の排出量である 何が燃えているのか? 泥炭(ピート)である ウイスキー(それもシングルモルト)が好きな人ならすぐにわかる だろう、ピートとは石炭になりかけている木質遺骸のことだ 乾燥させて燃料につかう場合もある、このピートがインドネシアでは 二酸化炭素を排出する原因になっている 農地開発で地下水位が低下し、泥炭が乾燥する、焼畑農業の火が山火事 を起こし、乾燥した泥炭に燃え移り、地下で燃焼し続けるのだ 国際湿地保全連合発表によると、07年10月だけで1200箇所の火 事が起こり、年平均にすると火事による二酸化炭素排出量14億トン、 乾季に活発化する微生物の分解排出による二酸化炭素が約6億トンと インドネシアを分析報告している 当然だが、インドネシアの山火事系統を減らす努力のほうが、生産活動 における二酸化炭素排出量を減らすより、簡単なことは言うまでもない 一 夢 庵 風 流 日 記 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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