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テーマ:今日の出来事(292820)
カテゴリ:亜細亜
二月の終わりから三月にかけて、春の到来を告げるように土筆が 顔を出し始める、こいつを見つけると春は間近だなあと冷たく 凍えそうな冬をのりきった慶次は感慨にふけ、むせびなく 三月、田植えの準備のため、田を耕す光景が見られる頃、上空を舞い ながら甲高い歌声を聴かせてくれる鳥がいる、それは、「雲雀(ひばり)」 春を呼ぶかのようにさえずるひばりは、ある一定時間、上空で鳴いたあと 急降下で地表に降りてくる 野生の生き物は警戒心が大変強いということがよくわかる事例を御紹介 ヒバリを見かけたら、降下した地点からの動きをよく見ていて欲しい あたりを見回したヒバリはそこから自分の巣へと用心深くぴょんぴょん 跳んで向かう、上空から降下する際は決して巣の近くへは降りない 田畑のあぜ道の位置からほぼ、田の真ん中の位置まで、時には立ち止ま って、あたりを見回し、巣に近づいていく親ヒバリ 慶次は小学校低学年の頃、友人とヒバリから離れたところに体を伏せ、 巣を見つけては、ニンマリしていた なぜだか、ヒナを持って帰ろうとはしなかった 毛が無く、正直、かわいいとは思えなかったからであろうし、巣を見つけ るというスパイ染みた達成感が得られて満足したからであろう そして、今の時期、田畑を颯爽と凄いスピードで滑空している鳥といえば ツバメだ ツバメが低く飛びはじめたら、天候が愚図つくと教えられたことがある、 餌の小虫が高く飛ばないからのようだ、wikiでも同じことが書いてあった が、果たして本当かどうかはわからない みなさんは、鈴虫やこおろぎの鳴き声を聞けば、秋の到来を感じるであろう では西欧人にこの音を聞かせるとどうなるか? 単なる不愉快な雑音にしか聞こえないそうだ、また小川のせせらぎの音など も、雑音として捉えるという実験結果が出ている これに対し、日本人は、自然が発する音を雑音ではなく、ひとつの音色と して耳でとらえ、こころで愉しむ文化を有してきた 果たして、この日本人だけの遺伝子に組み込まれているともいえる音の 文化や、原風景をたのしむ文化は、永遠に続くのだろうか 同じ空間を共有した者にとっては、とりとめもない話題が連帯感を増すこと もあるのではないか、日本が持つ、日本独自の原風景がいつの世も連綿と 受け継がれ、愛されることをのぞんでやまない あなたは日本が好きですか? *ひばりとつばめの写真が無いって? 当たり前でしょ、携帯カメラでは無理 一 夢 庵 風 流 日 記 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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