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一 夢 庵 風 流 日 記

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2008年07月11日
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第12代景行天皇の第3皇子として生誕した彼は、幼名を「ヲウス」といい

会食をしない兄を殺してしまうほど、粗暴で、天皇からも嫌われていた


その後、彼は、休むことなく天皇の命により、孤独な戦いの中に身を

投じる


出雲の地を平定する際には、女装して忍び寄るという知能プレーを

披露、ここで、彼が美男子というイメージが決定的となる

そして、殺害されたイズモノタケルは、自分が名乗っていた「たける=

比類なき強き者」を与え、彼に日本で一番強い「日本武尊」という名を

授けて絶命していく


タケルは朝廷に帰るや否や、天皇から東国平定の命を受ける


父である景行天皇の真意を知り、彼はここで、「吾既に死ねと思ほし

看すなり」と大粒の涙をこぼす、そんなタケルの身を案じ、叔母で

あるヤマトヒメは、スサノヲがヤマタノオロチからえた御神剣、天群

雲御剣を授けた


東征の物語のクライマックスはふたつ、ひとつは焼き討ちにあい、

四方八方を火に囲まれ、万事休すと思われたときに、タケルは、

天群雲御剣をぐるりと振り回し、四方の草をなぎ倒し危機から脱出

この逸話から、天群雲御剣は草薙の剣と追銘された


そして、もうひとつのクライマックス、それはタケルを慕い、

この無謀な旅についてきた妻オトタチバナヒメの死・・・


次回は、タケルの死まで追いましょう




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最終更新日  2008年07月11日 13時50分40秒
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