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一 夢 庵 風 流 日 記

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2008年07月12日
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タケルが東進する際に、走水海を渡ろうとしたのだが、海の神が

邪魔をする、どうやらタケルの壮言が癇に障ったらしい


そこで、タケルの妻「オトタチバナヒメ」は自分が海に身を投げ、

海神の嵐をおさめ、タケルの東征の手助けをしようと思いつく



さねさし 相模の小野に 燃ゆる火の 
火中(ほなか)に立ちて 問ひし君はも



辞世の句を詠み、ふわっと海中に飛び込むオトタチバナヒメ・・・

身にまとった羽衣がひらひらと舞い、まるで一羽の白鳥が空を飛ぶ

ような、美しきも儚いヒメの舞いだった


波はおさまり、海を無事に渡ることができたタケルは、まだ愛する

妻は生きていると信じ、海岸を見渡し、さまよい歩いた


七日後、ヒメがつけていた愛らしい櫛が、波にやさしく運ばれ、

タケルの足元に流れ着いた


彼は大粒の涙をぼろぼろこぼし、櫛をひろいあげ、ヒメの墓を

そこにつくり、悲しみの中、東征を続けるのだった


その後、東国をおさえたタケルは、足柄峠にさしかかると、「吾妻はや」

と憂いに満ちた瞳で東を見つめ、亡き妻を想い、号泣するのであった

・・・のちにひがしのくにぐにを「あづま」と呼ぶようになったのは

このためである




*簡潔に書いて、タケルの死まで行こうと思ったけど、書いている
 うちに、感極まってしまい、本日はここまでで終了
 あと、余談ではあるが、櫛が7日後に見つかったことと、初七日は
 連動しています




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最終更新日  2008年07月12日 22時51分39秒
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