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テーマ:旅のあれこれ(10252)
カテゴリ:日本民俗・宗教哲学
位置は身延線富士宮駅と西富士宮駅の中間あたり
富士山本宮浅間大社 posted by (C)keiji 到着時は天候がすぐれず、重い空気が漂っていたが 鳥居を一礼して歩みをすすめるうちに、天候が回復 本殿への鳥居 posted by (C)keiji 参道の左側を歩き、拝殿へと向かう 目の前に楼門があらわれる 左手には手水舎、中央に位置するのは鉾立石 鉾立石とは、昔、神事を行う際に執り行う司祭者が一休み するときに、神霊が宿る鉾をおさめる石である 楼門 posted by (C)keiji 通常は国旗がはためいているのだが、時期が時期だけに こいのぼりが元気に泳いでいる 楼門をくぐると、美しい拝殿に感慨もひとしおである 拝殿 posted by (C)keiji それなりの人出のため、ここでじっくり大祓祝詞を奏上するのは 参拝客の邪魔になると考え、今回は祝詞を和紙に書いてきた あと、白糸の滝で買った日本酒もプレゼント 純米酒 祝富士 posted by (C)keiji 拝殿にてお声をかけると、「よく来たよく来た」と喜んでおられる コノハナノサクヤヒメは本当に美しいお方である 参拝後、近くを歩いていた巫女さんに事情を話し、祝詞と御酒を 奉納してもらった 拝殿を右手に抜け、「湧玉池」に浮かぶ厳島神社へ 湧玉池 厳島神社 posted by (C)keiji 真ん中に見える鳥居が厳島神社である イチキシマヒメは水の神様ということで、こちらに祀られている 湧玉池は澄んでいて綺麗だ、そのためか虹鱒がいっぱい 湧玉池 虹鱒 posted by (C)keiji 澄んだ空気に透き通るほど美しい水に囲まれた浅間大社 帰るころには、隠れていた富士山も顔を出し、絶景かな 絶景かな posted by (C)keiji さてさて、富士山浅間大社の旅日記はここまで ここからは、歴史と神様の勉強のお時間です 富士山は第7代考霊天皇、紀元前200年以上前の時代に 大噴火を起こしています そのため、土地は痩せおとろえ、住民は離れていき、荒廃しました 第11代垂仁天皇は、富士山を神体とするアサマノオオカミを祀り、 これを鎮めようとしました ということは、噴火前はここには浅間大社は無かった・・・ そうです、浅間大社はアサマノオオカミを祀り、噴火を鎮め、 荒れ果てた大地の怒りを鎮めるために鎮座したものです 実は、浅間大社が鎮座する前には、富知神社がこの地に ありました この富知神社は名前からして富士を祀った神社でありましょうが、 祭神はオオヤマヅミノミコト、そう、全国に存在するすべての山の 大祭神であります 山の神オオヤマヅミノミコトを祭神に据えた富知神社を、富士山噴火 により遷座させ、その地にアサマノオオカミを祀る浅間大社を鎮座し、 富士山の活動をおさえこみました つまり、全国にある浅間神社は富士山の噴火をなだめる大切な 役割を担っているのです では、コノハナノサクヤヒメはどうなるのでしょうか さあ・・・どう思いますか? P.S 浅間大社が崩れれば、富士山は活動を開始します 富士五湖に存する五龍神も暴れだすでしょう お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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