黄泉の国にて約束を破ったイザナギがイザナミの変わり果てた
姿を見てしまい、すげえ勢いでイザナミに追っかけられて、
顔面蒼白、この世のものとは思えないスピードで逃げ切り
黄泉の国から奇跡の生還を遂げ、ガッツポーズをしながら
死の国の穢れを祓い落そうと、顔を洗ったときに、右目からは
「月読命(ツキヨミ)」、鼻からは「素戔嗚(スサノヲ)」、
そして左目から「天照大御神(アマテラス)」が誕生した。
アマテラスはイザナミに高天原をおさめるように申し付けられ
その通りに実行支配する。
さて、この後、天津神たちは葦原中国をおさめる話し合いを行い、
アマテラスの子孫におさめさせるのが最も良いという結論に達し、
様々な神々を派遣する。
すったもんだがあって、降る予定だったアメノオシホミミに子が
産まれたので、この子を降らせたほうがいいとアマテラスの子である
アメノオシホミミが進言、結局、アマテラスの孫の瓊瓊杵尊(ニニギノ
ミコト)が平定することとなる。
そしてここに、天孫降臨伝説からつながる皇室の祖神として
「アマテラス」さまが祀られることになるのだ。
「伊勢神宮 ~天照大御神~」
*HDなのでアップにしても耐えられます
(追記)
さてさて、国譲り伝説の中で重要な結末である大国主命の話から
豆知識をちょっとだけ。天から降り立ったタケミカヅチに対し、
オオクニヌシの子であるタケミナカタが力比べを挑むのだが、
・・・簡単にやられてしまう・・・こりゃかなわんとタケミナカタは
逃げ出して、行き着いた先は諏訪の国・・・そう、だから、信濃の
一宮である諏訪大社にはタケミナカタが祀られています