カテゴリ:フットボール
長らくブログを更新してない間、ユーロ2008観戦のためすっかり寝不足になっていた。
そして6月29日の決勝、スペインが1-0でドイツを下し、44年ぶり2度目の欧州王者に輝いた。 チャビやイニエスタ、セナら中盤は間違いなく出場国中ナンバー1。さらにビージャらFW陣も好調だったし、カシージャスを中心に守備も堅かった。戦力はとにかく充実していた。 だがそれ以上に、これまでのスペイン代表に感じられなかった一体感こそが優勝の原動力だったと思う。他民族の寄り合ってできた国で、内紛の耐えない代表だったが、今回は控えでも腐る選手がおらず、本当にベンチがムードを盛り上げていた。これだとレギュラーも応えないわけにはいかないだろう。代表でこんなに頑張るチャビやプジョールは初めて見た。ひ弱だと言われたが、セスクやフェルナンド・トーレスといった海外組はたくましくなって戻ってきた。 アラゴネス監督の心理面のコントロールもうまくいったのだろう。そして決勝Tでの早め早めの交代策には本当に驚かされたが、結果的には大当たりした。 私がユーロ2004、ドイツW杯でスペイン代表を応援に行ったときは、どちらも負けてしまった。このユーロも予選では苦しみ、昨年にはプエルタも失った。逆境をはね返し優勝。プエルタの顔がプリントされたTシャツを着たセルヒオ・ラモスの姿を見て、感慨深いものを感じた。ずっとスペイン代表を応援し続けたマノーロおじさんの願いも、とうとうかなった。バレンシアのバルでは、彼の自慢話が聞けるのだろう。 ¡Viva España!(スペイン万歳!) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年07月01日 00時33分46秒
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