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テーマ:新撰組!(305)
カテゴリ:映画・テレビ
『友の死』今 レンタルDVDで見直してる 2006年度NHK大河ドラマ
三谷幸喜演出で 興味深かった『新撰組!』の第33話のタイトルです。 近藤勇、沖田総司、土方歳三らと 江戸は試衛館時代からの 仲間の1人 天才剣士で博学、温厚派 やや大人しい山南敬助が 謎の脱走による 新撰組流 厳しい法度破りの罰則で 切腹の回です。 近藤、土方とさほど 年もかわらぬ 32~33歳 彼の脱走に至る 原因 要因は 謎に満ちていますが 20代後半で 大いなる野望 夢を抱き 京都に上洛し 仲間達と 新撰組を誕生させたものの 2年の間 時代の大きな流れに飲み込まれ 巨大化し がんじがらめの組織化されていく新撰組に 自分の居場所が無くなった 喪失感 隊への失望感が 温厚で人当たりの良い 山南さんに衝動的に掟破りという とんでも無い行動に 駆り立てたのでは?と思います。 ある史実書からは 現代で言う ウツ状態だったのでは?という 憶測も伺えるし 新人社員とワンマン社長の間で 頭を抱える 中間管理職?人の良い上司の姿が 山南さんに重なる気がします。 現代社会でも 見せしめのような 一部上層部の首切り(辞職) 山南さんは 自分達が立ち上げた会社にも 社会にも嫌気がさし 自暴自棄になって ふと出社拒否しちゃっただけなんだと思う。 この気持ち 私位の年になると 意外に理解できるんですよね 家も家族も忘れて 何もかも捨てて ふと 1人になりたい どこかに 旅に出てしまいたい。。(*¨) .... そんな 魔がさす瞬間があったりするんです。 それを実行するかしないかは 案外 きっかけ タイミングの問題だけのような気がします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年08月12日 23時24分22秒
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