ホピ族のトップアーティストの一人であるスティーブン・ソッキーマによるバングルです。
バングルの表面の中心部には『死を避けられる』という意味合いを持つとされている亀のモチーフがデザインされており、両サイドには『命の恵み』水のモチーフなどがデザインされています。
眼を疑うかのような、下側のシルバープレートの細かいテクスチャー(模様)は、一つ一つ丁寧にアーティストによって刻まれたもので、とても忍耐と技術が必要な作業です。
やや幅広でズッシリとしたシルバーらしい重量感も楽しめる作品で、石が付いていないためイージーケアで済ませられます。
1969年からシルバーワークを開始したスティーブン・ソッキーマは、ミッチェル・ソッキーマの実の兄弟に当たります。
兄弟とも叔父のフィルバート・ポサイェスバの影響を強く受けており、卓越したデザインセンスとカッティング技術は叔父譲りなのかもしれません。
インディアンジュエリーは、全てがネイティブ・アメリカンによる手作りであり、世界にたった一つしか存在しない、オリジナリティーあふれる唯一無二の逸品です。