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ターコイズとは…
アメリカ大陸のインディアンにとって、太古から命に力を与える宝石としてお守りの役割を果たしてきたターコイズ。
ターコイズ(トルコ石)は人類が最初に掘り出した宝石のひとつです。歴史的な産出場所は既に多くが枯渇していますが、今日でも手作業で採掘されている鉱山も存在します。 和名のトルコ石という名前からトルコが産出国と考える方が大勢おられますが、シルクロードの産品と共にトルコを経由してヨーロッパに広まったためにこの名が付けられたと言われています。
また、ターコイズは砂漠で産出する鉱物で、砂漠の気候が石の生成に深く関わっています。砂漠で雨が降ると、水分は急速に蒸発してしまうため、川や地下水脈は形成されません。雨に溶け込んだ成分は、遠方に運ばれることなく、雨が染み込んだところ、つまり、砂漠の地下へ濃縮されます。元素となるアルミニウムは最もありふれた鉱物である長石から、リンはリン灰石の鉱床や動物の骨から、銅は銅鉱床から供給されることがよくあります。これらの条件が揃ったところに、トルコ石は生成すると考えられているのです。 採掘される鉱山によって特徴も様々で、その鉱山によっても希少価値が変わってきます。今現在、枯渇してしまった鉱山から採掘された石ほど高価で、中でも珍しい緑のターコイズや石の中に細かな蜘蛛の巣のような模様(スパイダーウェーブ)などが入っているものほど人気で希少価値があります。
ラピスラズリとは…
目の覚めるような青色が特徴的なラピスラズリ。
ラピスはラテン語の『石』、ラズリはアラビア語"lazward"(ラズワルド:天・空・青などの意)が起源で「濃青の空の色」を意味しています。
ラピスラズリは古くから日木でも、瑠璃(るり)、の和名で親しまれていました。 また、仏教の世界では、七宝のひとつにも数えられ、たいへん重宝されている宝石です。 ラピスラズリの鉱物名はラズライトといい、産地が数カ所しかない大変貴重な鉱物で、変成作用を受けた石灰岩の中に産出します。その中でもアフガニスタンのラピスラズリ鉱山は有史以前から知られており、現在も、最良の原石が採掘される最大の鉱山です。 群青色の色合いが、石全体に渡ってムラなく広がっているのが良質とされていていますが、パイライト(黄鉄鉱)が金色の斑点状に入る場合もあり、それもラピスラズリならではの一つの楽しみ方となっています。 |
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最終更新日
2006.11.30 11:03:02
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