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カテゴリ:雑記
ええと、正確には火曜日に最終回を迎えたのですが、今クール唯一最初から最後まで しっかり観たドラマです。 サッカー日本代表の初戦の日も、途中まで裏番組だったスマスマの特番見てた(笑) そして見始めたら3点入れられた…(泣) 元々「いきなり!黄金伝説」で村上知子ちゃんのファンに。 とは言っても、いいともとかココリコミラクルタイプまで追っかけて見るところまで はいかず…。 今回は、稲垣吾郎さんだし、ちと見てみよう、と気楽に見始めた。 いや、可愛かった! エビちゃんと井川遥をどすこーいと押し出して、村上知子演じるファニーフェイスの 美幸がお笑いの人気構成作家と結ばれる、美女と野獣の逆を行くシンデレラストーリー。 同名の、実話を元にした本も出ているけど、ドラマはオリジナルの話らしい。 「恋と仕事どちらかを選ぶなんて」とか 「今美幸ちゃんとあんたは同じ景色を見てるねぇ」とか ちょっと槇原さんの世界を髣髴とさせる台詞もあったり、 田舎のお祭りの会場で、後に美幸とトリオを組むB2というお笑いコンビが、舞台で カラオケを歌い終わったおばあちゃんに 「おいくつですか~?」と訊くと 「80歳です」 「いや、見えないなぁ、ハタチかと思いましたよ」←ちょっとウロ覚え… 「そりゃないでしょ、せめて84歳とか…」とツッコむ みたいなやりとりがあって、おおぅ、なぜ84歳?(槇原さんのライブに参加された方 はこの年齢に反応しちゃいますよね)とびっくりしたり。 まぁ、そういう個人的な思い込みは置いておいて、ドラマとしてもドロドロしていなくて 爽やかで楽しかった。 美人で性格のいいひとは多いし、実際ドラマに出てくる美人連はみんな性格も悪くない。 不細工で性格がいい女vs美人で性悪、というステレオタイプではなかった。 それまで付き合っていた美人モデル、元彼女でお互い忘れられずにいた元女優、現脚本家、 という強敵が続々。さすがに「どこに勝ち目が…」と心配になってしまう。 でも、「オモシロ」を見つけて笑い出す美幸はなんとも言えず魅力的だし、誰かの幸せを 願ってあれこれ考える彼女は健気で泣かされる。 人生で大事にしたいものが「笑い」であること、同じものを見て、二人で大笑い出来るこ と、お互いを尊敬し合えること、そういうことをお互いの中に見つけ出して、次第に惹か れあうようになる様子は、見ていて嬉しくなった。 不細工のひがみかも知れないけど、美人のひとは、楽しいひとが好きで、面白いことを 求めることはあっても、自分が面白くなろうと思うことは少ないような気がする。 「可愛い」「綺麗」「優しい」以上の何かを求められることもあまりないだろうし。 でもやっぱり見た目にコンプレックスがあると、すましていても相手は楽しくないだろう と思ってしまうから、笑顔が見たいと自分が面白くなろうとしてしまう習性がついてくる のかもしれない。 笑いが好きな人、笑いを生業にする人は、どこか暗いところがあると思うし、だからこそ 笑いが人を救う力を信じられるのではないかという気がする。 いじめられたり、馬鹿にされて振られたり、そういった辛い思い出が形を変えて誰かを 笑わせているのかもしれない。 男女問わず、あまりあざとくウケばかり狙うのはどうかと思うけれど、そのひとの醸し 出すそこはかとない面白さに惹かれる気持ちは良く解る。 何を見て、どこを面白いと思うかは人それぞれだから、「そこで笑うなんて信じられない」 ということも充分有り得る。 だから、笑いの感性というか、ツボが同じ人に出会うのは意外と難しい。 職業柄とか、置かれた状況とかで、簡単に笑えない立場の人を笑わせられる人は、その人を 幸せに出来るだろうな、と思う。 毎日憂い顔を引っさげて、ともすれば悲劇の主人公に浸ってしまうネタに事欠かない私。 「チキンライス」で「悲しくなければ面白くない」と語った松本人志さんのファンでも あるのでした。 てなわけで、来クールからはリンカーンを見ます(笑) ■送料無料■ドラマ サウンドトラック CD【ブスの瞳に恋してる・オリジナル・サウンドトラック... それにしても、鈴木おさむさんや森三中は今後「どないなもんやねん?」って目で見られて やり辛くないんかしら、と思ってしまうなぁ。 ここが勝負どころとも言えるわけだけど。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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