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『印度式』生活

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2006.07.18
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カテゴリ:雑記
先々週くらいから予告に出ていた「リンカーンラジオ」。気になっていたので、テレビの前へ。

番組レギュラー陣のダウンタウン、雨上がり決死隊、キャイーン、さまぁーずが深夜地下駐車場に呼び出され、「今日は癒しの企画です。1人ずつ車に乗り自由にドライブ、24時になったらラジオをつけて下さい」という指令のもと、各自スタート。
24時、ラジオからDonDokoDonぐっさんの声が。
お耳の恋人DJ山口の「ミッドナイト・リンカーン」からの癒しのひととき。曲は「涙そうそう」。
「ああ、ええなぁ」とメンバーから声が上がる。
その後いくつかのエピソードが紹介され、曲が流れる。

「カセットテープ」は、地方の営業で里帰りした芸人が母と夕食を取っていたら、「ちゃんと食べられてんのか」「お金はちゃんともろてんのか」などと聞かれ、その口うるささに閉口する。
母の寝た後ふと見ると、母の誕生日に自分が買ってやったカセットプレーヤーを見つける。母が望んだものだが、「なんで今時カセットやねん、まぁどうせ演歌でも聴いてんのやろ」と思ってスイッチを入れると、自分の幼い頃の声と、幼い姉のピアノと父と母の笑い声が…。
これが聴きたくてプレーヤーが欲しかったんや、と気付いて泣きながら何度も聴いた、というエピソード。
曲は長渕剛の「MOTHER」

「父の残した金庫」は、兄弟揃って亡き父の残した金庫を鍵屋を呼んで開けることになって、「厳しかった親父やから、結構溜め込んでんちゃうかなぁ」と言っていたら鍵が開き、中からは弟の100点満点のテストと表彰状、自分が父に初めての給料でプレゼントしたネクタイ、そして黒い小箱には家族の写真…。
「金目のものがなんもないやないか」と言いながら、初めて人前で号泣した、という話。
曲はオフコースで「言葉にできない」

「僕の弟」は、中川家剛さんのエピソード。礼二をお笑いに誘ったのは自分。仕事がいろいろ入ってやっと忙しくなって来た頃、芸人として舞台に立つ上で致命的な「パニック症候群」になってしまった。人前に出ると頭痛や吐き気に見舞われ、電車にも長く乗っていられない。
ある時ついに舞台袖で頭が真っ白になって出られなくなり、弟の礼二さんが20分物真似やアドリブでつないでくれた。そんなことが重なって仕事を次々クビになり、京都のラジオだけが残った。
ラジオなら客の前に出なくても済むけれど、駅に行くまで、新幹線の中でも発作が起きる。弟が迎えに来て、隣に乗ってくれていたが、途中下車してしまうことも多かった。電車は特急から各駅停車に。礼二は「あと二駅で○○やから、もう二駅辛抱してみよか?」と言ったり、それでも降りてしまった時も何も言わずに隣で何十分も座ってくれていたこともあった。
才能のある礼二の足を引っ張っている自分に耐えられなくなって「俺もう辞めるわ」と言ったら、礼二は「お前とやらな、意味ないねん。もうちょっと頑張ろうや」と言ってくれた。
今の自分が、中川家があるのは礼二のお蔭です。という話。
曲はブルーハーツで「終わらない歌」

最後は「野球のチケット」。父を早くに亡くし、貧乏な母子家庭に育った少年時代、学歴も技術もない母は、小間物屋の手伝いか何かで生計を立てていた。休みの日には手作りの弁当を持って、川原で食べるのが楽しみだった。給料日の次の日は、クリームパンとオレンジジュースを買ってくれた。
ある日母が勤め先で、野球のチケットを二枚貰ってきた。初めてのプロ野球観戦に僕は興奮し、母はいつもよりちょっと豪華なお弁当を作ってくれた。
球場に着いて、チケットを渡して入ろうとした僕と母は係員に止められてしまった。よく見ると、僕達が持っていたのは招待券ではなく優待券。一人2000円ずつ追加料金を払わないと見られないと言われ、帰りの電車賃くらいしか持ち合わせのなかった二人は、球場の外のベンチでお弁当を食べて帰った。
帰り道、「今日は楽しかったよ」と母に言うと、母は「お母ちゃん、アホでごめんな…」と少し泣いた。でも母ちゃん、あの日の唐揚げ、ほんと美味しかったよ…。というエピソード。
曲は浜田雅功と槇原敬之で「チキンライス」。

見ていた方ならお解りでしょうが、私、最初からウドちゃんなみに泣いてました。
ああいうシチュエーションに追い込まれて、カメラ回されて、「さぁ泣け!」ってやられると、「泣くかボケ!」って反発して浜ちゃんぽくなっちゃうのもよーく解る。
わざと欠伸したりして、気のない素振り。
でもなんだか徐々に潤んでくる皆さんの瞳を見ていると、こういう心を持っているから笑いが好きなんだなぁと思えてほのぼの嬉しい。
最後にはダウンタウン二人が同時に涙していて、「チキンライス」が流れて…。
初めて松ちゃんの歌詞を読んで涙していた槇原さんの姿もチラついて、こっちの涙腺もエラいことに。

そしてDJ山口から一言。
「ラジオを切った後、車を停めて、あなたの大切な人にありがとうと伝えて下さい。」

お母さんや、奥さんに電話をかける人が多い中、さまぁーずの大竹さんはつぶやきシローに電話をかけて「お前、辞めんなよ。いつもありがとう。じゃあな」
いいとこあるなぁ。
さまぁーずも好きです。あのフツーな感じが(笑)

浜ちゃんは「クソ、腹立つ…なんやねんこの企画!…泣いちゃった。クソ…」
松ちゃんは「これは…卑怯やんなぁ~」

ひとを泣かせること、ひとを笑わせること。
ひとの心を動かすことってなんだろうなぁと思う。
本当の答は解らないけれど、それを生業にしているひとには果てしない尊敬と憧れの念を抱いてやまない。

チキンライスチキンライス

↑同時収録されている松ちゃんの語りがとても好きです。





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Last updated  2006.07.19 06:00:25
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