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『印度式』生活

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2006.08.10
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カテゴリ:雑記
同日2エントリー目。写真は以前エントリーしたシネマタウン岡南の内部。

久々外出のメインは、ここの階下での友人とのお食事。
その前に、銀行と車のディーラーに寄る。
待合せは16時、14時半に家を出て、余裕かな、と思ったらいきなりダダ混み。
原因は、なんとその銀行の入口での接触事故。単車のおばちゃんが青アザ擦り傷でへたりこみ、おまわりさんが何か訊いていて、コックスーツのお姉ちゃんが話しかけている。
一昨年コックスーツでバイトしてた頃に事故って保険の等級が下がって、今年はちょっと上がった書類を見たところだっただけに、はぁ~、と思いつつATMへ。
出掛ける前に母に、
「銀行で振込むなら15時までよ。」と言われたので
「なんで?ATMはもうちょっと長いじゃろ?」と言ったら
「ああ、機械で出来るんかな、振込み…」
振込みじゃなくて預入れ、いや、そうじゃなくて、ATMって何する機械だと思ってるんだ、このお方…(汗)
ま、ひとまず終了、次はディーラー。
父が私のディーラーで車を買うかも、と言っていて結局買わず、6ヶ月点検も飛ばしたので、担当の営業君に会うのがちょっと憂鬱。と思ったら不在。書類に印鑑だけ押して、早々にお暇。

よし、シネマタウンへGO!
改装後、駐車場に入った事がないので、最初に目に付いたPに向かってウインカーを出すと、ガードマンが屋上駐車場の入口を示す。
「え゛っ、暑そう」と思ったけど逆走するわけにもいかず、ぐるぐる上がっていくと、屋根はあるところでホッと一息。結構混んでる様子。
最初にシネコンの様子を見てパチリ。スタバで200g1200円の豆を見て、香りだけ楽しむ。1Fに降りてポーターのバッグを遠目に見、300円ショップや雑貨屋を冷やかしつつ、時間を潰す。
バーゲン品がたまに目に入るけど、まだ洋服を見る気力はない。
…と、ここで友人から電話。試写会のチケット引き換え中とのことで、また2Fに行ってコーヒーの香りに惑わされまくる。

しばらくストレスで体調崩してたせいか、ちょっとしんどそうに見える友人。
愛車のデジタルメーターの調子も変らしく、いろいろドタバタだった様子。
私の生活パターンに気を遣ってか、夕方に会った後試写会に行けるように早引き。有難いやら申し訳ないやら。
ひとまず、フードコートに降りて、一通り物色。
「何が食べられんとかある?普段食べんようなもんがええかなぁ。」
外食の際に
「私は冷奴、単品で!」
とか言うのはさすがに興ざめなので、基本的には制限解除。となると、生理的に食べられないものはほとんどないのだけど、気遣いがあるのは嬉しい。
で、パスタとプティングの「ココメロ」に決定。
優柔不断に「シーザーサラダにすべき?」と少し迷ったりしたものの、店を堪能せねば、と我に返ってチョイスしたのが

「ココメロセット」¥504
新鮮なガーデニングサラダ
本日の生パスタ(グランドメニューからチョイス)
プリン(日本一の桃プリン・ココメロプリン・パンナコッタ・マンゴー・黒胡麻からチョイス)
ドリンク(コーヒーH/I・カフェラテH/I・紅茶H/I・オレンジジュース だったかな?)

パスタは「久留米の実家から取り寄せ高菜とパリパリキャベツのペペロンチーノ」¥788。ココメロプリン、ホットコーヒーでしめて¥1,292。
↓写真はこちら。

ココメロ セットサラダココメロ 久留米の実家から取り寄せ高菜とパリパリキャベツのペペロンチーノ
ココメロ セット コーヒー&ココメロプリン

外でショーケースを見ていた時に友人がぼそっとツッコみ。
「久留米の、誰の実家なんかな?」
「…久留米に実家があるひとは全国ようけおるわなぁ…」
と言いつつ、あっさり戦略にハマってみる(笑)
メニューには、「博多のお母さんが長年培った手仕込み高菜。岡山の皆さんも是非どうぞ!!」
と書かれているんだけど、
「だから、どこの誰のお母さんなんでぇぇ?」
との更なる追及は心に留めておきました。オトナですから。

出てきたパスタはスープパスタ状に肩まで浸かってお出ましに。
生パスタって通常どういう状態なのか私は実はあまり知らないのだけど、パスタに一家言持つ彼女によると、
「なんか、うどんみたいになっとるな」
とのこと(笑)。確かにアルデンテとは違う食感。
じゅげむじゅげむ…に近いものがある「久留米の実家から取り寄せ高菜とパリパリキャベツのペペロンチーノ」は、意外とあっさり味で、余り辛くない。タカの爪も入っているけど、高菜と一緒に食べていると、ペペロンチーノという感覚がない。どちらかというと塩気の方が強いけど、オリーブオイルが浮いたスープはなんとなく全部飲んでしまった。
食後のプリンも、基本はあっさりとろり。表面の部分が若干こってりした後味。
「倉田の○○のプリンに似とるなー」と友人。
「うん、…って言いながらどこか分からん(笑)」と私。
聞いたことある気がするけど、店名もど忘れしてしまった(汗)
コーヒーも癖がなく美味でした。

料理が来る前に、お土産交換。彼女からは上海のアクセサリーケース。おぅ可愛い!私は姫路のどーもくんストラップ。わらしべ長者か…(笑)
あと、吉野朔実さんの漫画を二冊拝借。
↓こちら。

上海お土産と漫画二種

うどんパスタをぐるぐるしながら、近況をいろいろとお話。
上海は東京みたいな感じで、10年前行った北京とは全然違って、都会だし物価も高い、食事はまだ蟹の季節ではないらしいけど、F1の時期は混むので今のうちに行ってきた、やっぱりただ本とかテレビで観るのと行くのは違う、とのこと。
我が家は父が三重に行くだけで大童になっていることからも分かるように、とにかく旅行音痴。
準備も片付けも母が自分でやらないと気が済まないから一人で疲れて不機嫌だし、何より母自体が今は旅行に行きたがらない。
世に言う「退職したら景色のいいところに旅行してのんびり」とか「両親に温泉旅行をプレゼントして親孝行」なんて定番はことごとく却下だ。
友人家族は、友人とお母さん、お父さんと従兄弟さん、弟さん夫婦でそれぞれ別に海外旅行にお出かけだったらしく、本当に家庭は様々だなぁと思ってしまう。
…上海話より、うちの愚痴ばかりになってしまった。反省…。

仕事はいろいろ大変らしくて、彼女の話を聞いていると4年前の自分と重なっていたたまれない気持ちにもなる。実際ストレスが原因で辞めたひともいるそうで、いよいよ状況は苦しいらしい。元々からだが強いほうではないので、いろんな方面に影響が出て、病院をはしごする状態だとか。
「朝日(新聞)のうつの特集、読みよるとなぁ…」
「あー、うちでも母が真っ先に読んで、あんた読まれ、って。こういう病気はなる、思うてなるひとはおらんからなぁ…。」
と答えつつ、それでも私は今こうなんだから、大丈夫!と言えない自分が少し情けない。

あとは、結婚とか出産とか、そもそも恋愛の捉え方などなど。周りはそろそろ産み出したなぁ、などと言いつつ、でもいってないひともおるもんなぁ、とか、やっぱり今は共働きじゃないと余裕のある生活は送れん、とか。イテテ、私、働けるんかいなぁ。
『オニババ化する女たち』によると、女性が高学歴化して、社会での選択肢が広がった反面、女性の機能としては本来のリズムからずれてきている、ということもあるそうだ。
「墓のこと考えたりしよったら余計ややこしいよなぁ…。ますます狭まる。」

ぐむー、と深刻になってきたところで、思考の迂回バイパスが開通、今日の午前中の小学生の空手ビクス教室の話から、お互い運動音痴で昔は苦労した、という話に。
「運動が趣味で出来る人はほんま羨ましいわ。」
「スキーとかボードとか冬は必ず、いう人もおるし。誘われて行かんかったりするときに自分がダメ人間みたいな気が…」と友人。
おんなじおんなじ、と笑う。
「でもまぁ今の方が、好きなことだけ出来るし楽かなぁ。マット運動、行ってみたらええのに。」
「うーん、ひとが周りにおるのに慣れんと、なぁ…。昨日も倒れたりして、外に出てそうなるんが怖いというか、イヤ、筋肉つけんからおえんのじゃけど…。」
「副作用もあるん?」
「うん、あるみたい。」
「やっぱり夜中にパソコンしよると脳のどっかが覚醒するから良うないとか…。」
これらの件に関しては、「このままじゃいけねぇ、わかっちゃいるんだ、なぁさくら…」と寅さんモードに入ってしまう私。
出来の良い友人を持つヘタレな私は、「あー、ちゃんとしなきゃ」と思いつつ心配のかけ通しなのでした。
よくこんなのと10年以上も付き合ってくれてるもんだなぁ。

試写会に向かう彼女を見送り、向かいのスーパーをうろちょろ。一応父にメール。
槇原さんお気に入りのスナイダーズのプレッツェルサンド ピーナッツバター味を発見して思わず手に取りつつ、
「イカン、食っとる場合じゃない。また今度ね。」
あとはキッチン雑貨を見、お盆菓子に吸い寄せられ、カロリーコントロールアイスを発見し、シュークリーム屋さんの香りによろめき、と全般的に食べ物に左右されつつフラフラしていたのだが、気付くと携帯のアンテナが立ってない。
あら、もしやもう連絡来てる?と、シネマタウン側の駐車場に戻るとメールが二通。どうやらもう自宅に戻って、母待ちらしい。
連絡をして、家に着いたのが19:30頃で、車内のテレビで志村どうぶつ園のパンとジェームスに癒されつつ、オペレーションサービスの説明書なんかを読んでいると、父が一言

「あんたどうしたん、えらい口臭いな。」
「…ぁぁ、ペペロンチーノ食べたけぇ…かな」
「何、その、ペペロン…?」

というか、やかましいわい!!!
それが嫁入り前の娘に言う言葉か!
お前の辞書にデリカシーという単語はないのかぁ!

という言葉を飲み込みつつ、力なく歌を口ずさんだりしておりましたとさ。ってそんなオチかぃ(泣)

あ、違う違う、その後彼女からメールが来て、試写会は「UDON」だったんだけど、サプライズで舞台挨拶があって、監督さんと小西真奈美さんが来られていたそうな。やっぱり超小顔だったそうです。
よかったよかった、美しくまとまって(そうか??)。

オニババ化する女たちオニババ化する女たち

↑話に出てきたのはこちら。

瞳子瞳子

↑ただいま読んでおります。漫画久しぶり。哲学を感じつつ身につまされる雰囲気。





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Last updated  2006.08.12 05:25:50
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