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カテゴリ:雑記
睡眠細切れ状態から過眠と不眠サイクルにまたしても陥り、頭が停電状態…。 パソコンに向かってもうんともすんとも何も出てこないので、ちょっとお休みしてました。 さて、いろいろ世の中騒がしく、さまざまな人のさまざまな思い入れに小耳を傾けつつ、墓参りにも出掛けられず、眠るもならず、友達に借りた漫画を読み、小説新潮をパラパラめくっているうちに両親帰宅、親の買ってきたおやつを食べ、一人でテレビでリンカーンとジャポニカロゴスを観てからからと笑う。 ずっと録画ランプが点灯しているDVDレコーダーをいぶかしがっていると、父がその間のニュースの裏番組録画予約をしていたらしい。 うちのはW録画は出来ないので、リンカーンもういっぺん観たかったな~、と世離れたことを思う。 父はぎりぎり戦後生まれ。母はその数年後のベビーブーマー。 父は政治系ディベート番組好きだし、母は学生運動時代を生きていたひとであるけれど、私にはなんにもないな、とぽつんと思う。 こぞって深刻なテレビより、笑えるものを渇望してしまう。 面白かったことを母に話して伝えようにも、今のテレビの笑いを言葉で伝えるのは難しい。 母もなんだか寝不足で船を漕ぎそうな状態。 ノンポリで信仰心の薄い私は、浅い眠りの中で父方の祖母の家にいて、トイレが流れなくてあたふたしている。暗い部屋で目覚めると、母がトイレと洗面所の掃除をしている。 祖母の家に仏壇があるから、呼ばれているのかもしれない。 祖母が米兵から粉ミルクを貰わなければ、私はこの世にいなかったかもしれないわけだが。 これまで数々あった天変地異で命を落とすことも有り得たわけだが。 今生かされてあり、何をしているのかというと、なんなのだろう。 親孝行も、祖父母孝行も、信心も、勉学も、乱読さえも、あまりに浅はかで中途半端だ。 「易疲労性」と言うのだそうだが、集中できなくて疲れやすい。 開き直って風来坊で遊ぶのならそれもある意味一興かもしれないが、それすら簡単にはいかない。 自分の命について自分で好きに出来るかのごとくとやかく言うことは二度とするまいと思いつつ、本当に生きたかったひとたちにとって、自分のこの時間の浪費は愚弄の対象でしか有り得ないだろうと、つい自嘲してしまう。 ひとは自分の人生を生きるしかないのだと、解ってはいるのだけれど。 父の詫び状新装版 向田邦子の青春 ↑小説新潮はいつも買っているわけではなくて、今回は向田邦子さんの没後25年特集だったのです。彼女の特にエッセイは私の青春の愛読書であったし、端麗な容姿は憧れでありました…。 せめて、本がじっくり読めればなぁ…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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