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カテゴリ:雑記
ええと、随分ご無沙汰致しました。
11月中旬に車のバッテリーを上げ、その後出かけたり風邪を引いたり友人と会ったり診察があったり薬が変わったり。 ダイエットの計測も、木曜外出が続いたにも関わらず意地で継続。 書きたいことがいろいろ溜まってきて、しかし体がついて来ず、こういう時は文章もさっぱり浮かんで来なくて、四苦八苦しているうちに時は流れ…。 遡って書き留めておきたいことが沢山あるのだけど、今からそれをやっていたら終わる頃には年を越してしまいそうだし、メンヘラーを名乗っている以上、心優しきひとにあらぬご心配をおかけする危惧もあるので、取り急ぎ「わたくし生きております」宣言をしておこうと。 昔から気持ちがもやもやしたり、逆に感動したりすると寝床やコタツで大学ノートにぐじぐじと何やら書いて紛らわしたり溜飲を下げたりする習性があった しかしそれは毎日定期的に続けているものではなくて、下手をすると日付が年単位で飛んでいたりするような適当三昧。 もちろんひとに見せるものでもなし、好き勝手なオレサマ世界を勝手に構築していたのだけど、その延長でブログを使うのはやっぱり違うなぁと感じている。 ひととの関わりで心動かされたとしても、自己完結するのと公にするのとでは加減が違う。 しかしこれがまた厄介で、一度パソコンの味を覚えてしまうと、手書きで書いたり消したりしながら文章を作るのがなんとなくめんどくさい。 学生時代には感じたこともない、誰も読まない文章を書く張り合いのなさみたいなものを知ってしまったせいもあるのかも。 そんなわけで、うまく開閉しない弁を苛々しながら見ているような感じに疲れていたのだが、ある日久々にひとりでうろつく機会があったので古本屋にふらっと立ち寄って、漫画を立ち読みしたりCDを一通り見たりした後、文庫本コーナーを「あ」から順に見ていたら、いきなりタガが外れた。 カゴを持たずに入ったのだが、気付いたら腕も抜けんばかりに本を抱えてレジの前にいた。 最近書店で読みたい本に巡りあえないという、ある意味高慢な不能感(?)に苛まれていたのが嘘のようだ。 良く考えたら、財布は寒いし、長い文章を読むのはまだ辛い感じなのにこの蛮行、一体何をやっているのだか。 その本の中には、以前ここによく遊びに来て下さっていたjoy_childさんが好きだと言っていた原田宗典さんのエッセイが数冊。 私は読書の幅が狭くて、はまると全集までお付き合いタイプなので、一度も読んだことがない作家がやたらと多い。恥ずかしながら、原田さんもその一人だった。 今の私と同年齢くらいの頃に書かれたものらしく、軽いタッチのものが多い。以前から愛読している東海林さだおさんのエッセイの雰囲気をもう少し若返らせた感じ。 …あと、これはご本人には不本意なことかも知れないが、持病関係で親近感を持ったのも手に取った理由の一つ。 ごく最近診断名変更という節目があった私は、少々ロー気味に落ち着いた代わりに、拠り所が不安定になったのと新しい薬の副作用で疲弊していた。 幸か不幸か、新しい診断名の病気を抱えるひとには文筆業のひともいて、病気に向き合って自己分析している著書もある。 もちろん、他では病を感じさせない軽快な文章が多いのだけど、何を見ても何も感じられない、病院にも行けずにいる時期に周囲に面白さを求められて 「それは燠火の上に裸足で乗って二年も三年も馬鹿踊りを踊りつづけるようなものであった」 と振り返る言葉を心の片隅に置いていると、その軽快さも違う色合いを帯びる。 「哀しみがなければユーモアは成立しない」という言葉も引用されていて、私は『チキンライス』を思い浮かべたりした。 文筆を生業とするひとと比べるのもおこがましいのだけど、ブログにもこの「重すぎると双方しんどいし自意識過剰の一人相撲は見苦しいし、面白おかしく品性正しく和やかにいきましょう」という暗黙の了解はあるような気がする。本人がどう感じるかは別として、一般的にはそれはとても健全で、見ていても清清しい。 しかし人間、相手の反応を気にせずに、穴にこっそり王様の耳はロバの耳かつ海に向かってバカヤローと叫びたい的な暗い衝動もあるわけで…。 そうなると、元来が粘着質の私は公の場では書けなくなり、読めなくなるようだ。 マイナスオーラ全開なので、自分が書かないで人のものを読むのが申し訳ない気がしてくる。 …で、これもある限界を超えるとタガが外れてこのようなことになるわけで(汗) つくづくバランスの悪い人間だなぁと感じる次第であります。 皆様、気長に心をかけてくださって嬉しかったです。 往生際悪く、続けて参ろうと思っておりますので今後ともよろしくお願い致します。 またゆっくりお伺いしますね。 スバラ式世界 ぼくの心をなおしてください ↑品切れですが載せておきますね。 チキンライス お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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