インドリーム秘蔵のカシミールショールをついに公開致しました

もっと早く公開しようと思っていたのですが、納得のいく写真がなかなか撮れず、またじっくりと自分でページ制作をする時間がとれず、ついつい後回しになっていました。
思い入れが強くて他人には任せられなかったのです。
ようやく今日２点アップ出来ました。

　　　


インドカシミールショールは世界に誇る芸術品です。
ナポレオンがお土産として、エジプトからヨーロッパに持ち帰って以来、カシミールショールはヨーロッパの人々に愛され、発展してきました。

１５世紀初めのショールは手織りのショールでしたが、３００年の間に非常に精巧で複雑な柄のカシミール紋様に発展し、ヨーロッパではペイズリー柄という名前で大変流行しました。

複雑な手織りショールは多大な時間を必要とし、１枚のショールに数十人の人がかかっても数年かかり、あまりにも高価なショールとなってしまいました。

そこで、手織りの代わりに刺繍が始まったそうです。
今では複雑な手織りの出来る人はほとんどいなくなり、刺繍職人が伝統を引き継いでいますが、その後継者もいなくなりつつあります。

パシュミナ１００％ショールの刺繍は表も裏もわからないほど精巧で美しい刺繍です。



ですから、パシュミナ１００％のカシミール刺繍ショールは今では大変高価で、しかも入手の困難な商品です。

インドリームにあるカシミールショールも美術館に飾ってもおかしくないほどの素晴らしい出来のショールばかりです。



写真だけではどうしてもすべての良さはお伝えできませんが、可能な限り、再現したつもりです。

どうか美しいカシミールショールをご堪能下さい。

インドリームワールド店長　芳珠