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「またウィルスの話?」といわれそうな気もしますが、インターネットを楽しむためには、やはりウィルス対策は必須です。自分には関係ないと思っていても、気がつかないうちに加害者になっていることもあるので、どうぞ皆さま、コンピュータ・ウィルスを甘く見ないでくださいね。
さて、今回は「クレズ」と呼ばれるワームについてお話します。もともとは「WORM_KLEZ.A」の流行でしたが、現在では「WORM_KLEZ.E」、「WORM_KLEZ.G」、「WORM_KLEZ.H」などの亜種が報告されています。これらのワームは、少し前に大流行し、フェミでも取り上げた「ニムダ」「バッドトランス」など同様に、Internet Explorer のセキュリティホールを悪用したもので、パッチを当てていない場合、メールのプレビューを表示しただけで感染します。この中でも「WORM_KLEZ.E」は、パソコンの日付が奇数月の 6日になると、特定の拡張子のファイルを上書きし、破壊する活動を試みるので、大切なファイルを失わないよう、注意が必要です。 ■クレズE/クレズG対策Web http://www.trendmicro.co.jp/klez/ クレズはウィルスを発信するとき、送信者欄のメールアドレスを詐称し、また、送信履歴も残しません。いつもなら「あなたのパソコン、ウィルスにやられていますよ~」とだれかが教えてくれることもありますが、今回はその可能性も低く、また、自分で発信したことに気がつくことも難しいために、発見が遅れるという例も少なくないようです。さらにこれからのゴールデンウィーク後半、パソコンを立ち上げる回数が減ると、ますます発見が遅れてしまうことも考えられます。安心して休暇を楽しむために、連休の前後には、一度パソコンのチェックをしてみてくださいね。 ■ゴールデンウィーク中のウィルス対策(トレンドマイクロ社) ■ゴールデンウィーク中のセキュリティ対策について(マイクロソフト社) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2002年05月02日 20時58分02秒
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