イタリア旅行4日目・フィレンツェです。
午前中は、フィレンツェの町の散策です。
中世の町がそのまま残っているようなフィレンツェの町。
「サンタ・マリア・ノヴェラ教会」「ドゥオモ」「メディチ・リッカルディ宮」「ヴェッキオ宮」「ウフィッツィ美術館」といったところを目指しながら、ぐるぐると歩きました。
それ程広い町ではないのですが、慣れないのと、地図がわかりにくく、迷ったり、同じ所に何度も出たり、文字どおり、ぐるぐるという感じだったのです。
【ドゥオモ】
世界遺産に登録されているドゥオモ(サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂)、フィレンツェのシンボルとして、圧倒的に美しい建物でした。中にも入れるのですが、あまりにも人が多かった為、ここは断念しました。
午後は、ピサへ足をのばす予定です。
個人で行くには、ちょっと遠く、不便そうだったので、日本人ガイド付バスツアーに参加しました。
町を歩いているうちに、お昼を食べる時間がなくなり、パニーノと飲み物を買って、駆け込みです。出発時間迄あと数分あったはずなのですが、既に、全員集合。私達がバスに乗り込むと同時に出発です。しかも、飲食禁止だったらしく、ガイドさんに、運転手に見えないようにして下さいと言われ、後ろの方の席でこっそり食べながらの移動です。
1時間強でピサに到着。駐車場は斜塔のあるエリアからやや離れた所にあり、バスを降りてから、リムジンで向かいます。このリムジンも来ない場合は、15分位歩くそうです。この日も、雲ひとつない晴天、気温も高かったので、リムジンに乗れてホッ。
【ピサの斜塔】
右に傾いている斜塔ですが、傾き具合を正しく写真に収めるのは、案外、難しいのです。
何枚か撮ったものを再現してみて、びっくり。「あれ~、この斜塔真っ直ぐだよ~」というものや、「これなんか、左に傾いちゃってるよ~」という写真が続出。写真をとるときって、反射的に、建物が真っ直ぐに納まるように、カメラの方を傾けてしまうのですね~。
実際の、傾き具合に近い感じで撮れたものを掲載しました。
それも、あくまで私の写真の中で一番マシなものというだけで、実際正しい傾きかどうかは怪しいので、悪しからず・・・。(もうちょっと右に傾いていたような気もする・・・。)
【ピサの洗礼堂】
【ピサの大聖堂】
洗礼堂や大聖堂も11世紀の建築物です。電気もなく、時間の経過を人の脈拍で数えていたという時代に、造られ、現代に残っている建物。しみじみと、人間の能力のすごさを感じるものでした。
自由時間の後、余裕のつもり(集合時間の3分前位)に集合場所に行くと、既に全員集合済。また、最後になってしまいました。このように、団体行動がいまひとつ苦手なので、迷って無駄に歩く事になっても、フリープランで行くのです。
夕方、フィレンツェに戻り、又、駅で、翌日の列車を変更。(またしても1時間待ちでした~)
今度の夕食こそは、しっかり食べようと、タクシーで、アルノ川を渡ったところのレストランへ。
夕食が終わったのが、21:00前位。ちょうど、アルノ川に日が沈む時間でした。
【フィレンツェの夕日・アルノ川】
【昼間のアルノ川とポンテ・ヴェッキォ橋】
美しい夕日と共に、4日目が終了。翌日は、ミラノへの移動日です。