9月度のテ-マ
『環境学習 人と自然の共生』
1. 場 所 三田市立中央公民館 1階大集会場
2.時 間 10:00~11:30
3. 講 師 SAP GREEN CLUB 主宰 吉村智子先生
講演中の吉村智子先生
4. 出席者 1,2,3年生 110名以上
5. 司会 当番 2年4班 私が当番でした。
8月度は夏休みでお休みだったから、久しぶりに仲間のお顔が見られて自然に挨拶が出ました。
吉村先生は、園芸療養士と言う我々にとっては聞きなれない資格をお持ちの方で、農園芸を通じて、人の心の活性化をはかる活動をして居られる方でした。
1.三田市相野に,SAP GREEN CLUBを2002.10月に創立されて活動中。
2.自然が持つ人間の回復力をこのクラブで実践中。
3.今日は、もう少し広範な人と自然の関わりとSAP GREEN CLUBの活動紹介により
先生の目指す人と自然の共生について語っていただきました。
従って、子供から介護を必要とする高齢者までが対象のようだった。
講演の骨子
1.緑の中で人や動物は生きやすい、元気が出る。
2.従って、農園芸は特に高齢者にとってプラスになる
3.人は体を動かしていると力が出て来て、さらに動かそうと言う力が
生まれてくる。
4.その働きがエネルギ-を変換してくれる。
体(心身だと思う・・・私)に溜まったひずみ、ストレスは、農園芸に
従事することにより、体からストレス、ひずみを押し出してプラスの
エネルギ-に変換出来る。
ここが園芸療法の療法と言えるポイントと思われました。
古来から現代まで、人が自然との関わりで住み暮らして来れた理由と、またこのことから如何に自然を大切にしなければならないか。
具体的には、地球の温暖化をどのようにして防いでいくかなどについてもお話いただきました。
最近、たけしの本当は怖い家庭の医学と言うテレビ番組の中で、【特に高齢者は、体を動かさないと、動かさない部分がドンドン衰えていく】ので、体を動かすことに注意を払う必要があることを例示して紹介された。
ではどうやってまめに体を動かすかが、難しい課題です。
この吉田先生のお話は、特に心身がダメ-ジを受けた、受けやすい高齢者の回復活動の場として農園芸を採用され、効果が上がる実践活動をご紹介してくれたものだと思います。
私もお話を聞きながら、家庭菜園生活30年以上の生活に思いを馳せました。
あの黒豆の畝の上を渡る風に、何ともいえない爽やかさを感じますが、それが知らず知らすストレスを吸収してくれて元気を生み出してくれているのでしょうね。
先生 有難うございました。