三田のいのしし　見て歩き日記

先日、たまたま、13：30頃、テレビを6chに振ったら、黒柳徹子さんの長寿番組である、対談が放映されておりました。

ある若い女性歌手がお相手で、最近クイズ番組に出ていて、知識物の回答に苦労されている点について、黒柳哲子さんが同情されて
1.黒柳徹子さんも状況が判断できて正解に導かれるものには強いが、知っているとか
   知らないとか言ったものには苦労していると同情もされていたが。
2.県名の入っていない四国の地図が現れて、若い歌手に県名を答えてくださいと若い
   彼女の知識レベルの一つとして県名などの知識レベルを問うことになった。

徳島と高知は何とかなったが、香川と愛媛については大変苦労されて、滋賀とか岡山など思いつくまま回答されるので、4県の名前全てを彼女が生めることが出来なかった。

続いて、九州となると7つの件しかないのに九州とはこれいかに・・・と彼女がつぶやいたので、その点は最もな疑問と思った。

結局九州の県名はほとんど彼女だけでは埋まらなかった。

ごく一般論で想像すると大学受験を目指す、或いは大学に在学中か卒業された若者がここまで知らないとは考えられないが、
私が一番疑問だったことは、今の小学校や中学校などで日本の地理をどこまで教えているのだろうか？
教えられる機会がないから、個人的に覚える機会のないまま来ているのではないか。
という事だった。

この黒柳徹子さんの番組に出演されたこの若い歌手はそれなりにセンスもありそうだったし、学校で地理を学び、地名県名を覚える機会があれば、
一道一都ニ府43県の全ての位置と県名が言えなくても、大半は正解が出るはずだと思いました。
この点、実際は大体の県名は覚えられるくらいの学習チャンスは与えられているかもしれませんね。そうであれば彼女個人の問題になりますが。

もう一つは、アメリカなどは若いスタ－には家庭教師をつけて社会常識を身につけさせることが至上命令になっていると新聞などから散見されます。

日本でも、多忙を極める若手のタレントさんには、社会常識を教える家庭教師をつけるべきであるとかねがねつぶやいておりましたが、今回のこの番組を見て、さらにその意を強くしました。

又、アメリカではスタ－が共和党か民主党のいずれにか属しているケ－スが多く社会の成り立ち、国の歩みに関心を持たざるを得ない姿が見られます。
どうぞ、若いタレントさんも国の歩みにも関心をお寄せ下さい。