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カテゴリ:季節の話題
武庫川縁の蕎麦の畑を見ていると、部分的により色濃い緑が幅となって畑の中を走っているのが目立つ。 ごく普通は、蕎麦の種を蒔く前に耕運機でよく耕すので、まあまあ平均的に育つはずではないか。 そう思われることでしょうね。 実際耕運機でよく耕して、手抜きはされてないと思いますが、この場合の回答は、前作で肥育の為に入れた肥料が溝(畝と畝の間)に流れて地面に染み込んだ物がほとんどそのまま残っていて、蕎麦の根っこが、かっての溝よりも深く食い込んだ場合に、他の部分よりも肥料を多く吸い上げた為と考えられます。 私の父が百姓をしていた頃は、馬とすき機で地面を掘り起こす重労働でしたが、このような部分的な育ちは、ボケ太りになる可能性があるので、かなり警戒していたようにおもいます。(育ちすぎは倒伏の元→倒伏→雨にあう→米に品質劣化を嫌って・・・) 耕運機の掘り起こしの深さに限界があるか、この蕎麦畑を作っておられる農家の方はこのようなまだらな育ち方をしても、蕎麦の生育と出来上がり量にあまりマイナスでないとの判断だとも考えられます。 不思議なことに、このそば畑を見ると、稲などと異なり畑の大部分が倒伏しているのに、かって溝だったと思われる部分の色濃くて育ちの良い大きな蕎麦の株のラインは、倒伏もせずそのまま元気に突っ立て居ります。 それだけに余計に目立ちますが、本当に不思議です。 大変飛躍的な話ですが、10月下旬ごろには収穫されて、新そばがたべられますが、三田市は永沢寺にそば道場とおそばの店があってそこでも新そばが食べられるようです。 特に蕎麦打ち体験の出来る永沢寺そば道場にご興味あるかたはどうぞお出かけ下さい。
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最終更新日
2008年09月24日 15時20分02秒
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