三田のいのしし　見て歩き日記

４月２９日（水）　４月も今日明日でお終い。　ああ！はやい

今朝は3日に1度のジョギングをしても良い日なので、家から武庫川まで１．５kmほどを下り、堤防にある2000mの標識まで到達。
ウインドウブレ－カ－を脱ぎ、ストップウオッチを0.00に戻してスタ－ト。

この頃熱中している誰にとっても正しいと思われる走り方に留意して8kmを走りました。

ものの本によりますと、筋肉は何歳になっても鍛える事ができるとあったので、間も無く74歳のこの年でも、さらに早く走る事に向かえるのかも知れませんが、やはり、あまりにも未知の世界だから、他人から観たら歩いている程度。

と言う事で、マアマアの走り方で頑張りました。

その後、家庭菜園に寄り、家路を辿っていたら、時々立ち話を交わしている方に出会ったので、声を掛けました。

イチゴの数が育ち、実が急速に膨らんできて、早いものはほんのりと赤く色づいてきたので、防鳥網を掛ける時期となったからでした。

専門的になりますが、この防鳥網の設営は、超難しい！
このことはさて置き、絹さやエンドウやさつまいも、さといもなど話題が共通しているので、話が弾みました。

その内、甘いとうもろこしがアライグマに食べられるので、腹が立ってしょうがないなどと告げられた所から、この辺に出てくる野生の動物の話となりました。

いのしい、狸、狐、アナグマ、アライグマ、ヌ－トリアなどがかなり沢山生息している様子で特にいのししやアライグマは作物を食い荒らすので、関心の高い動物。

この方もいのししの猟仲間と共に昨年秋からこの2月15日までの間に、数十等とらえたそうだ。
ただ、この大原から友が丘の辺りは公園地区で禁猟なので、いのししが安心して暮らしているので、かなりそばで姿を見ることが出来るとのことだった。
我が友が丘町の横は安心して寝れるねぐらといのししが認識している由で沢山寝ているらしい。

その方　「タケノコをなかなか食べさせてもらえないんだよ」
私　　　　「えっ、奥さんが料理をしてくれないと言う事ではないんだ」
この辺のタケノコはいのししにことごとく食べられて、人間が収穫できないと言う話で。
その方　「タケノコが地面の下にあるときから匂いで分るいのししに勝ち目は無いよ」
私　　　　「納得、綺麗にマルク食べ後がありますね、私の山でも同じですね」

話は変わって；
ヌ－トリアやアライグマのどの捕獲箱を仕掛けて市役所へ届ける方の中には、年間150匹ぐらい捕獲している方もいる様子で、予想以上に多いのに吃驚しました。

公園地区と言うせいか、稲などの保護も兼ねているのでしょういのししやアライグマ脅しの電線が山沿いに張り巡らせてあることもご説明して頂きました。

ジョギング帰りでしたが話に話が咲きましたから、たちまち30分ぐらいが経ち、お別れして友が丘近くのある家庭菜園にさしかかったら、90歳の大先輩Mさんが道路沿いにいて、ここでもまた立ち話になりました。

この畑でもいのししの害にあっており、対策として板塀をしていて今年はまだ被害にあっていないという事だった。
今はタケノコが豊富で、これが大好物のいのししの事とて、今はそれで満腹で他の作物へは取り掛からないのかもしれない・・・私の想像ですが、いのししは敏捷で、実が軽いので何時まで護れるか心配ですね。

兎も角、好天のもと心地よく走った後で、立ち話に花を咲かせることが出来て大満足でした。